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「アニメどころか邦画史上最高」“約60分”で魅せた度肝を抜く神アニメ映画…「史上最短時間での名作」大熱狂を生んだ絶賛作

  • 2025.8.30

数々の話題作で重要な役柄を演じきり、今や映画・ドラマ界に欠かせない存在となった女優・河合優実氏。どこにでもいそうな等身大の人物から、複雑な背景を背負った難役まで、まるでその人物が本当に存在するかのような高い演技力で注目を集めています。今回は、そんな“圧倒的演技力!”河合優実氏出演作品5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2024年公開の映画『ルックバック』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“圧倒的演技力!”河合優実氏出演作品・映画『ルックバック』

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Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):映画『ルックバック』(エイベックス・ピクチャーズ)
  • 公開日:2024年6月28日

あらすじ

藤本タツキ氏の同名漫画を原作に、押山清高氏が監督・脚本で劇場アニメ化。

小学4年生の藤野(河合優実)は、学年新聞で連載する4コマ漫画がクラスメートから絶賛され、自らの画力に絶対の自信を持っていました。しかし、不登校の同級生・京本(吉田美月喜)の漫画が初めて新聞に掲載されると、その圧倒的な画力の高さに驚愕し、プライドを打ち砕かれてしまいます。それ以来、藤野はひたすら漫画制作に打ち込んだものの、京本との差は埋まらず、ついに漫画を描くことを諦めてしまうのでした。

時は流れ、小学校の卒業式の日。藤野は初めて京本と対面し、「ずっとファンだった」と告げられます。かつてその類まれな才能に絶望させられた京本からの言葉をきっかけに、2人は共に漫画の道を歩み始める。そんなある日、すべてを打ち砕く悲劇的な事件が起きるのでした―。

藤野役を熱演!河合優実氏の演技の見どころ

映画『ルックバック』で、主人公・藤野の声を担当した河合優実氏。圧巻の演技力を持つ河合氏が声優初挑戦ということもあり、多くのファンから注目が集まりました。そんな大きな期待の中、人気漫画のアニメ化ということもあり、「正直言ってプロの声優のお芝居で観たいと思ってしまう」というファンもいたようです。しかし、作品を視聴した方からは、「河合優実は声優でも輝くのか…」「河合優実さん声優もできるんだ」と、その才能の幅広さに驚く声が多数見られました。河合氏の真骨頂とも言える繊細な感情表現が、声だけでも十二分に表現されており、俳優として新たな扉を開いたことを証明する一作と言えるでしょう。

また、原作ファンから「藤野に果てしなく似合っていて魅力が数倍上がっている」「藤野の成長に合わせて声が変わっていくのがすごい」など、ハマり役だったという声もあがっています。藤野が抱える漫画制作への喜びや嫉妬、喪失感といった複雑な感情を見事に表現。小学生時代の幼くも自信に満ちた声から、時を経て葛藤を抱える青年期の声まで、1人の人間の変化と成長の軌跡を圧巻の演技力で演じています。

映画『ルックバック』の評価ポイント※ネタバレあり

映画『ルックバック』は、物語の終盤に衝撃的な展開が待ち受けています。藤野と京本のひたむきで輝くような青春と突如訪れる理不尽な出来事のギャップが淡々と描かれ、観る者に強烈な印象を残しました。この展開に「終盤の展開に不覚で衝撃的であった」「衝撃的なラストはなかなか受け入れられずショックを受けました…」など、SNSではショックを受ける方もいたようです。

その反面、原作の感動を何倍にも増幅させる圧倒的な映像表現は最大の見どころです。キャラクターたちの息遣いを繊細に表現した作画や、絵を描くときのペンを走らせる心地よい音さえもが、2人の少女が過ごした時間の愛おしさと切なさを物語っています。約1時間という短い上映時間の中に忘れられないほどの感動が凝縮されており、作品を視聴した方からは「衝撃と感動の58分、忘れられない1作です」「アニメどころか邦画史上最高作品」「史上最短時間での名作」など、熱狂する声が集まっていました。

まだ映画『ルックバック』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“涙なしには見られない衝撃の結末”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です