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「もうやめてくれ…」「とにかく過去一衝撃を受けた」“トラウマ級の鬱展開”に絶句…だけど「人生で1番好きな映画」と称される逸作

  • 2025.8.16

いつでもどこでも好きな時に映画を楽しめる、サブスクリプションサービス。しかし、その手軽さの一方で、権利関係の複雑さや制作者の意向など、様々な理由からラインナップに載らない名作映画も数多く存在します。今回は、そんな“サブスク配信されない”名作映画5作品をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2005年公開の映画『バタフライ・エフェクト』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“サブスク配信されない”名作映画『バタフライ・エフェクト』

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Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):映画『バタフライ・エフェクト』(アートポート)
  • 日本公開日:2005年5月14日

あらすじ

少年時代、たびたび記憶を失う“ブラックアウト”に悩まされていたエヴァン(アシュトン・カッチャー)は、精神科医の勧めで日記をつけ始めます。13歳の時、ある悪戯が引き金となり大事故が発生し、幼なじみの少女・ケイリー(エイミー・スマート)とは疎遠になってしまいました。

やがて大学生になったエヴァンは平穏な日々を送っていましたが、偶然日記を介して過去に戻れる能力があることを発見します。ケイリーの人生を狂わせた13歳の時に戻り、彼女を救いたい一心で過去を変えようと試みるエヴァン。しかし、1つの修正がさらなる残酷な未来を生み出すのでした――。

映画『バタフライ・エフェクト』の見どころ※ネタバレあり

『バタフライ・エフェクト』では、児童虐待や暴力、死といった物語の核となるトラウマになりかねない描写が登場します。SNSでは「もうやめてくれ…」「とにかく過去一衝撃を受けた」というコメントも見られるほど、観ていて精神的に辛くなる人も少なくなかったようです。

一方で、“非常に小さな出来事がとてつもないほどの大きな出来事を生み出す”というバタフライ効果を巧みに利用した、予測不能でスリルのあるストーリーは最大の見どころ。蝶の羽ばたき程度のわずかな過去改変をするたびに、未来はさらに悪化していくという絶望的な展開は、観る者を釘付けにします。さらに、物語の随所に散りばめられた伏線が、改変後の世界で次々と形を変えて回収されていく脚本も圧巻の一言。SNSでは「ダントツNo.1」「人生の捉え方が変わるし気付きがある映画」「人生で1番好きな映画」と大絶賛コメントで溢れていました。

現在は配信サービスでの配信なし…「何とかして欲しい」の声多数

バタフライ効果をテーマに、二転三転する切なくもどかしいストーリーが高い評価を集めた映画『バタフライ・エフェクト』。現在、配信サイトでの配信はないため、DVDなどでしか視聴できません。SNSでは「こんな素晴らしい名作が埋もれるの勿体無い」「サブスクでは観られないけどどうしても見返したくて、レンタルしてきた」「何とかして欲しい」など、配信を心待ちにしているファンからのコメントが多く見られました。

映画史に残る“あまりにも切ない選択”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です