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朝ドラで再現された“約60年前”のNHK教育番組「見事」「涙が止まらなかった」“粋なキャスティング”に感動の声

  • 2025.8.20
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『あんぱん』第21週(C)NHK

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第21週「手のひらを太陽に」第103話が、8月20日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

康太は高知で「たまご食堂」を開くことを決心する

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『あんぱん』第21週(C)NHK

嵩(北村匠海)は健太郎(高橋文哉)からの依頼を受け、NHKで放送される子ども向け番組『まんが教室』に、漫画の先生として出演することとなった。初回の生放送で、嵩は自作の絵描き歌を落語家の立川談楽(立川談慶)に歌ってもらいながら、動物の絵を描こうと試みるが、緊張のあまりうまくいかない。それでも、嵩の姿を見た子どもたちは大はしゃぎして楽しんでいた。

しばらくして、羽多子(江口のりこ)が高知から懐かしい顔を連れてやってきた。その人物は、嵩の御免与尋常小学校時代の同級生で、戦地で共に苦楽を分かち合った康太(櫻井健人)だった。高知で働きながら調理師の資格を取得した康太は、御免与町の朝田パンの場所を借りて食堂を開きたいというのである。店名は「たまご食堂」。戦地で空腹に耐えかねた康太が民家に押し入った際、同じく飢えていた老婆がゆで卵を差し出してくれた出来事にちなんだものだった。「腹を空かせて困っちゅう人には、金がのうても食わせちゃろうと思うちょります」と話す康太の言葉に、嵩は胸がいっぱいになっていた。

「まんが教室」で嵩が描いていたのは、カバオくんの前身?

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『あんぱん』第21週(C)NHK

劇中の『まんが教室』は、実際にNHKで1964~1967年に放送されていた『まんが学校』がモデルとなっている。子どもたちが笑いのなかで社会科的知識を身につけていくクイズ番組だ。漫画家のやなせたかしが先生、落語家の立川談志が司会を務めていた。『あんぱん』で演じている立川談慶は立川談志の弟子だ。実際の弟子が演じるというキャスティングに「満を持しての登場!」「見事なキャスティング」「師匠役はやはり本職を持って来たな」「涙が止まらなかった」とSNSでは好意的な声が届いている。

また、『まんが教室』で嵩が絵描き歌で描いたのは、カバの絵ということで、視聴者の多くが『アンパンマン』のカバオくんを想起。「カバオくんが初登場です」「初期のカバオくん?」「あれがカバオくんの前身」「一瞬で視聴者に認識できる」「まさかの」といった見方をしている視聴者が続々と投稿している。


NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中