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“字幕がない”と気付けない?「センスを感じる」「すばらしい」脚本家の“隠れた仕掛け”に注目『しあわせな結婚』

  • 2025.9.3

阿部サダヲ主演のテレビ朝日・木曜ドラマ『しあわせな結婚』(毎週木曜よる9時)は、弁護士の原田幸太郎(阿部サダヲ)が、謎めいた美術教師の鈴木ネルラ(松たか子)と恋に落ち、彼女が関係するある人物の死の真相に巻き込まれていくマリッジサスペンスだ。

8月28日に第7話「第二部!疑惑の妻と裏切りの朝」が放送され、SNSでは「役者さんもみんな良くて泣ける」「今までに出会ったことのないドラマ」「笑いとシリアスが紙一重」など感想が多く上がっている。

この記事では今回のエピソードの見どころを解説していく。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

妻の記憶が嘘をつく

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『しあわせな結婚』第7話(C)テレビ朝日

15年前、布勢(玉置玲央)を手にかけたのは考(岡部たかし)だった。ついに真実を抱えきれなくなった考は警察に出頭し、黒川(杉野遥亮)へすべてを語る。

一方、考が残した手紙を読んだネルラ(松たか子)や家族は深い衝撃を受け、動揺を隠せない。幸太郎(阿部サダヲ)は家族の願いに応え、弁護人として考と面会することに。かつて独身主義だった自分が、いまは妻や家族の運命を背負っている。幸太郎はその大きな転換をかみしめるのだった。

そして、考を母のように慕っていたレオ(板垣李光人)もまた、事実に打ちのめされ大きなショックを受けていた…。

叔父の逮捕に揺れる鈴木家

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『しあわせな結婚』第7話(C)テレビ朝日

布施が逮捕され、ネルラは勤めていた学校から退職を促される。同じく幸太郎もテレビ番組への出演をさせられてしまった。時間ができた2人は自宅での時間を過ごす。事件のことやこれからの生活に不安を抱くネルラに、幸太郎はこれからは自分のために生きるんだと元気づける。すると、ネルラは、新婚旅行に行きたいと提案する。さらに行き先は日光を希望した。

このシーン、字幕付きで視聴すると「日光」ではなく「ニッコー」と表記されている。公式Xでも、大石静の脚本と共にこのシーンの映像が投稿されており、確認することができる。幸太郎が、新婚旅行先にハワイやモルディブ、イタリアを挙げた後の“ニッコー”は、幸太郎の戸惑いの表情と共にユーモアが詰まったワンシーンだ。

視聴者からは「言葉遊びのセンスを感じる」「ツッコミの間がすばらしい」など、注目を集めている。

真犯人は別に

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『しあわせな結婚』第7話(C)テレビ朝日

最後に布施が描いたという絵画を見た黒川は、その中にある置物が、実際に事件現場にあることに気づく。しかし、燭台だけが現場から無くなっていた。そこで、黒川は考に、布施殺害に使用した燭台を描かせる。すると、絵画の中にあった三灯式燭台ではなく、単灯式燭台を描いたのだった。

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『しあわせな結婚』第7話(C)テレビ朝日

一方でマンションで火事が発生。眠っているレオを起こそうとしたネルラに、布施が死んだ事件の日の記憶が蘇る。考が何者かに「お前はやってない。いいか、この人を殺したのは俺だ」と言い聞かせる声が聞こえたのだ。

新たな記憶が明らかになった第7話に視聴者からは「最後鳥肌」「すべてにおいて不穏かつ不可解」など、反響が起きている。コメディ要素とシリアスな要素が入り混じる中、後半に入り真犯人と事件の真相に迫る展開から目が話せない。次回第8話は9月4日放送予定。


テレビ朝日系 『しあわせな結婚』毎週木曜よる9時
TVerで見逃し配信中
https://tver.jp/episodes/epuv5i6rav?p=0


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