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「廊下から『ヒュー』と異音が聞こえて…」翌日、101歳祖母が語った“まさかの真相”にクスッ

  • 2025.7.24
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

読者がホッと安心できる優しい作品を発信している、イラストレーター兼漫画家のたば やん (たば やんの呟き)さん。X(旧Twitter)にて、自身の祖母を綴ったエッセイ漫画『おばあちゃんと一緒』を連載中の彼女が体験したのは、101歳の祖母による愛らしすぎる出来事でした。

その投稿がこちら!

廊下に座ってたら「ヒュー」と謎の音が聞こえて…

この投稿に多くの人が「可愛い」「大好き」と反響を寄せましたが、判明した真相は予想を遥かに超える、おばあちゃんの愛らしいユーモアセンスの結晶でした。

今回は、そんなたば やんさんにお祖母様の愛らしいエピソードについて詳しくお話を伺いました。

「オラの鼻やったん…」異音の正体

たば やんさんがSNSで紹介したのは、101歳の祖母が体験した不思議な出来事でした。ある日、祖母から「ダラ話(バカな話)していい?」という電話がかかってきたといいます。

祖母は縁側に座っていると「ヒュー…ヒュー…」という不思議な音が聞こえてくると相談。たば やんさんが駆けつけてもその音は聞こえず、祖母は「私、耳が悪いのかな…?」と困惑していました。

その晩も布団の中で「ヒュー…」という音が気になり、眠れないまま音の正体を考え続ける祖母。そして翌日――「あっ!」と気づいたのです。実はその"ヒュー"という音、自分の鼻づまりの音だったことが判明。「オラの鼻やったん…」「他人には聞こえんはずないが」と笑いながら電話で報告すると、たば やんさんは爆笑してしまったそうです。

最後は「では業務的に代わりますね」とクールに電話を代わられて、話は幕を閉じたといいます。

「オラの部屋は青森」お祖母様のユニークすぎる表現

-- 他にもお祖母様の発言でクスッと笑ってしまったことは?

祖母の発言で特に面白いのは、自分の体感や距離感を、日本の地名に例えてユーモラスに表現するところなんです。例えば、寒い冬の日にはこう言うんです。「トイレは寒い、ドアの向こうは北海道〜♪」「廊下まで戻るとあったかい、ここは四国♪」「台所はヒーターがあるから沖縄ね」「そしてオラの部屋は…青森」。最後の「青森」でまた寒くなるのが、祖母らしくてクスッと笑ってしまいます。

-- ほほえましすぎますね…現在もそのユーモアは健在なのでしょうか?

一昨年から足が弱くなり、歩くのが大変になってきてからも、そのユーモアは健在でした。「前は仏壇の花を変えるの簡単だったのに、今は遠くなって、まるで北海道だわ」とか、台所の奥にある自分の席が遠いからと、その席に「東京」というあだ名を付けたりして。「オラの席、遠くて遠くて、まるで東京〜♪」と言いながら、よちよち移動していた姿を思い出すと、なんとも愛おしい気持ちになります。

体が不自由になったり、寒さを感じたりと、ネガティブに捉えればきりがないこともたくさんある中で、地名を使ってユニークに表現することで、周りのみんなを明るく和ませていたんです。祖母らしい大好きなエピソードですね。

持ち前のユーモアさに「あっぱれ」

謎の音の正体を突き止めようと一人で考え続け、最終的に「オラの鼻やったん…」という愛らしいオチにたどり着いた101歳の祖母。どんなに年を重ねても、どんなに体が不自由になっても、持ち前のユーモアさで場を和ませてくれる姿、あっぱれですね!

お祖母様が見せた愛らしさと前向きさをユーモラスに描く投稿者さんのエッセイ漫画『おばあちゃんと一緒』。読者がホッと安心できる優しい作品を通じて、世代を超えた家族の絆と知恵が多くの人に伝わっていくことでしょう。

▼お祖母様の『ヒュー』異音事件の全容を描いたたば やんさんのマンガ

電話で…ご長寿おばあちゃんが孫に『バカな話』を語る→話し終えた後の対応にクスッ!
電話で…ご長寿おばあちゃんが孫に『バカな話』を語る→話し終えた後の対応にクスッ!

取材協力:たば やん(@obaatyanntoissy) イラストレーター兼漫画家。

X(旧Twitter)にて、自身の祖母を綴ったエッセイ漫画『おばあちゃんと一緒』連載中。読者がホッと安心できる優しい作品を発信していきたい。



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