「地元でリンチに遭いまして…『二度とサッカーできない体にしたろうぜ』って…」人気芸人、高校時代の衝撃事件を告白

Text by 井上大輔(編集部)

お笑いコンビ『ピース』の又吉直樹さんは、高校時代にサッカーのインターハイで大阪府代表になったほどのサッカー通だ。

また、2015年に芥川龍之介賞を受賞するなど文才の持ち主でもある。

その又吉さんが、自身のYouTubeチャンネルで、衝撃的な集団リンチ被害を明かしていた。

「僕もね、パトカーに乗って警察署に行ったことがあるんですよ、被害者として…。

中学生の時に…高一かな。色々あって、街で、地元でリンチに遭いまして。

パトカーに…（苦笑）笑い事じゃないんですけど、ボコボコにされて、パトカーに乗って警察署まで行って、お巡りさんとも会話したし…。

（中略）相手は5～6人おって、殴られて…（中略）でも、めちゃくちゃ体を鍛えていたのと、たぶん興奮しているのがあるから、ほとんど痛みを感じなくて。

覚えてるのは、『こいつ、北陽サッカー部やんけ。二度とサッカーできひん体にしたろうぜ』って聞こえてきたんですよ。それでありえへんな、こいつらと思って…」

北陽高校サッカー部は大阪の古豪。

警察署では動揺する又吉さんを気遣う年配の警察官から「君みたいな真面目に部活を…北陽サッカー部で練習頑張っている子がこんな目に遭って…何も気にせんでいいから」という言葉もかけられたとか。

自分もサッカーをしていたと語っていたその警察官は、マラドーナとペレを取り違えていたというものの、又吉さんとしては、「優しいけどいかつい」大人として、思い出に残っているそう。