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60代妻「なぜ私の休みに?」夫の部屋のエアコン工事なのに…自分勝手な発言にあ然…

  • 2025.8.2
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

夫婦で暮らしていると、何気ないやり取りの中で「ん?」と引っかかる瞬間があるものです。
とくに家事や住まいに関することは、お互いが“当たり前”だと思っていることに、意外なズレが隠れていることもしばしば。

長年連れ添った関係でも、その違いはふとした拍子に浮かび上がります。
今回は、60代女性Aさんが体験した「夫の部屋のエアコン工事」をめぐる出来事から、夫婦間の無意識な役割分担について考えてみたいと思います。

なぜ私の休みに合わせるの?

主人の部屋のエアコンが壊れてしまった時のお話です。

主人の部屋のエアコンが壊れて、取り替える話があるらしい……とは、なんとなく聞いていました。でもある晩、夕食を囲んでいたとき、突然「次の休みって、いつだったっけ?」と聞かれて、ん?と思ったんです。なんの脈絡もなく休みを聞かれて、嫌な予感がしました。

その違和感はすぐに的中します。すでに主人は新しいエアコンの手配を済ませており、工事の日程まで決めようとしていたのです。ただし、その立ち会い役として想定されていたのは……なぜか私。

おかしくないですか?自分の部屋のエアコンのことなのに、主人のエアコン設置のために、どうして私の休みを丸1日犠牲にしないといけないのか。本当に理解できませんでした。

「当たり前」の認識がずれている

Aさんが困惑したのも、無理はありません。自分の部屋のエアコンなのに、どうして妻の休みに合わせて工事の日程を決めようとするのか——冷静に考えれば、本人の都合で業者を呼ぶのが自然なはずです。

けれど、そこには長年の生活のなかで染みついた“夫婦の役割”に対する無意識の思い込みが潜んでいたのかもしれません。夫にとって「家に関わる用事=妻が立ち会うもの」という感覚が、疑問を挟むことなく当然の前提になっていた可能性があります。

しかし今回のケースは、あくまで「夫個人の空間に関すること」。その段取りまで妻が担うのは筋違いですし、Aさんが納得できないのは当然の反応といえるでしょう。

こうした“小さなズレ”は、言葉にしなければ気づかれないまま積み重なっていきます。そしていつの間にか、不満や距離感として夫婦関係に影を落とすことも。

「家のことは、なんとなく自分はやらなくていい」と自分勝手に判断するのではなく、それぞれの“担当”や“責任”をきちんと明確にしていくこと。それが、お互いにとって気持ちのよい関係を築く第一歩なのかもしれません。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年7月25日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:60代女性