1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「手伝うって言ったのはそっちなのに」産後の義母の文句に絶句…9年前の出来事が今も忘れられない

「手伝うって言ったのはそっちなのに」産後の義母の文句に絶句…9年前の出来事が今も忘れられない

  • 2025.7.17
undefined
出典:Photo AC ※画像はイメージです

 

出産は女性にとって人生の一大イベント。

特に初産の場合、体調の変化や育児への不安など、さまざまな困難が待ち受けています。そんな中、義理の両親からの「手伝いたい」という言葉に安心していたのに、実際は予想もしなかった展開に…。

今回は、出産直後に義母から言われた忘れられない言葉について、30代女性Aさん(仮名)のエピソードを紹介します。

「なんで私ばっかりなの?」突然の文句に絶句

約9年前、長女を出産して数日後のこと。義母から言われた言葉が、今でもAさんの心に深く刻まれています。

Aさん夫婦は新居を決める際、義両親から「子育てを手伝いたいから近くに住んでほしい」と言われました。形式上は自分たちで決めたことになっていますが、義両親の意向が強く反映されたかたちで、ほぼ思い通りの場所になった経緯があります。

数年後にAさんが妊娠。つわりが重く、途中からは早産の可能性が出てきたため、安静にするように医師から言われ、仕事を休職していました。

家事も最低限に抑えていましたが、最終的には入院することに。その間は、義母がおかずなどを届けてくれていました。夫からは「向こうから買って出てくれたから甘えることにした」と聞いていましたが、実際には義母にとって大きな負担になっていたようです。

里帰りはしないと決めていたので、産後の食事は生協などを利用するつもりでいました。しかし、産後1ヶ月程度は義母に料理の差し入れをお願いすることになったと聞かされました。

退院して自宅に戻り、赤ちゃんと二人で過ごしていると、義母が訪問してきました。赤ちゃんと直接会うのは2回目というタイミングでした。

出産直後に義母から放たれた言葉

開口一番、義母はAさんにこう言いました。

「どうして〇〇ちゃんのお母さん(私の母)は手伝わないで私ばっかりなの?なんで里帰りしないの?」 「いとこの□□ちゃんはイギリスにいるけど、お母さんはイギリスまで産前産後、ちゃんと手伝いに行ってたよ?」 「△△(夫の兄)の娘ちゃん達の面倒も見てるから私忙しいんだけど!」

文句の嵐でした。

Aさんは以前から、里帰りしない理由(父がヘビースモーカーであること)や、私の母がまだ働いており(義母は専業主婦)、泊まり込みなどの長期間の滞在は無理であることを説明していました。

Aさんの母が来ると言うと義母は良い顔をしなかったので、来訪日を伝えていなかったため、おそらくまったく来ていないと思っていたのでしょう。しかし実際には、週に一度は往復3時間かけて会いに来てくれていたのです。

そう言いながら泣き出した義母を前に、泣きたいのは自分の方だと思ったAさん。「手伝う」と言ったのは義母の方なのにと、はらわたが煮えくり返るほど腹が立ちました。

関係性の見直し、そして義兄家族との確執

Aさんはすぐに義母に帰ってもらい、夫にすべてを報告。しばらく会いたくないことを伝え、今後は連絡も夫経由にしてもらうよう頼みました。しかし、近居なのでまったく会わないわけにもいかず、いまだに交流は続いているそう。

ただ近くに住んでほしかっただけ。自分たちの気が向いた時以外は手伝う気などさらさら無かったのだな、リップサービスだったのだな、とこの件で理解したAさん。それからは義母とはあまり深く関わらないよう、最低限の付き合いにとどめているようです。

家族関係の難しさと境界線の大切さ

今回ご紹介したのは、Aさんが体験した、出産という人生の大きな節目で起こった義母との衝突。「手伝いたい」という言葉に込められた真意と、実際の行動との乖離が浮き彫りになった出来事でした。

義両親の「近くに住んでほしい」という要望に応えて新居を決めたものの、いざ本当に手伝いが必要になった時に文句を言われるという理不尽さ。さらに、Aさんの実母が週に一度往復3時間かけて通ってくれていたことを知らずに「手伝わない」と決めつけられた悔しさは、想像に難くありません。

このエピソードから見えてくるのは、家族間でのコミュニケーションの重要性と、適切な距離感を保つことの大切さです。Aさんが最終的に「最低限の付き合い」を選択したのは、自分と家族を守るための賢明な判断だったのかもしれません。

義理の家族関係は複雑で、時には予期しない展開を見せることもあります。しかし、そんな中でも自分の気持ちを大切にし、無理のない範囲で関係を維持していくことが、長い目で見れば最も健全な選択なのかもしれません。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年7月15日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:30代女性