汗だくの配達員「めっちゃ泣きそうです！」真夏日に客がとった“神対応”に震えたワケ

このところ運送業や配送業の需要が高まっており、多忙を極める配達員さんは多いでしょう。特に夏の暑い時間帯の作業は、かなり過酷ですよね。そんな汗だくで作業をする配達員さんを見て、「一言感謝を伝えたい！」と思っている方もいるのでは？

柴犬こまめ（@komame1218shiba）さんが、「滝汗の配達のお兄さんに感謝の気持ちを伝えると、感激された」という話題をX（旧Twitter）に投稿し、注目を集めています。

いったいどんな状況だったのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

柴犬こまめ（@komame1218shiba）2025年7月1日

去年の話。真夏の暑い日に配達のお兄さんが滝汗でフラフラしながら来たの。冷たい水と冷タオル渡したら「めっちゃ泣きそうです！」って。こちらこそ感謝なので今年も冷タオル準備した。

真夏の厳しい暑さの中で、汗だくになりながら荷物を届けてくれる配達員さんたち。「何かお礼ができたら」と思ったことのある方も、きっと多いのではないでしょうか。

時間に追われながら重い荷物を運ぶプレッシャー、そして容赦ない暑さの中での重労働。その過酷さは、想像以上でしょう。そんななかでの投稿者さんのやさしい心遣いは、まさに救いのひとしずくのように、心に沁みたのではないでしょうか。

しかもこの日は、本来午前中指定だった荷物が午後にずれ込んだそう。それでも怒るどころか、冷たい水とタオルを差し出し感謝を伝える投稿者さんに、「めっちゃ泣きそうです！」というひと言がこぼれたのも頷けます。

そして投稿者さんは、今年も変わらず冷たいタオルを準備しているとのこと。さりげない気配りに、きっと多くの配達員さんが励まされていることでしょうね。

配達員さんにはいつも感謝しています

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

ｰｰｰ素敵な投稿です！配達員の方とは他に会話はありましたか？

次の話は、投稿ではカットしてた部分です。
「元々午前中指定の荷物だったのですが、『少し遅れます』という電話をもらって待ってました。配達員さんは、13時前、お昼休みもとっていないと思われる時間に、フラフラになって廊下を歩きながら、『遅れてすみません！』とやってきました。

熱中症じゃないかと思ったので、普段から準備していた冷タオルと、たまたまあった冷えたペットボトルのお水を渡しました。そうしたら、震える声で『泣きそうです！遅れたのにありがとうございます！』とウルウルしながら去っていかれました。」

実は配送業界で働いている家族がいて、この酷暑の中配達していると、「マジ意識飛ぶ」「汗でタオル絞れる」などと聞いています。ここ数年で異常になってきたこの暑さ、業界の人手も足りない中頑張ってくれている配達員さんにいつも感謝してます。

ｰｰｰ今年も用意してるとのことなのですが、実際に使用されましたか？

はい、配達に来てもらった方にはお渡ししてます！

ｰｰｰきっと配達員さんも、「頑張ろう」という気持ちになったでしょうね。投稿者さんの心遣い、ぜひ真似したいです。

感謝の気持ちを言葉だけでなく行動で伝えることは、簡単なようでいて意外と勇気がいるでしょう。けれどその一歩を踏み出すことで、誰かの疲れが癒され、「もうひと頑張りしよう」と思えるきっかけになるかもしれませんね。みなさんも、「ありがとう」を形にする一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

取材協力：柴犬こまめ（@komame1218shiba）