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パティシエが本気を出した結果→“ぷっちょ”が『たった15分』で“アート作品”に「錬金術です」「すごすぎる」

  • 2025.7.31

飴やチョコレート、マジパンといったお菓子の材料を使い、彫刻のような作品を生み出す技術を「工芸菓子」と呼びます。一見難しそうですが、入門キットや体験教室をきっかけに、挑戦したことがある人もいるでしょう。

長谷川健太(@kenta_sucretier)さんが、「“あるお菓子”で作った黄色いバラ」についてX(旧Twitter)に投稿し、「すごすぎる」「錬金術ですよ」と注目を集めています。

いったい何で作ったのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

こちらの黄色いバラは、「お菓子でできている」なんて知らなければ、本物のバラと間違えそうなリアルさ。幾重にも重なった花びらの質感や広がり方などが、とても生き生きと表現されています。

さらに驚くべきは、その材料。なんとこのバラは、多くの人にお馴染みのソフトキャンディ「ぷっちょ」で作られていたのです。

投稿者さんは、ぷっちょ2粒を、丁寧に伸ばし、折り曲げ、重ねていったのでしょう。とても繊細な作業で、技術の高さが伺えますね。

今回使ったぷっちょは「レモン」のフレーバーだったそうで、爽やかな香りも感じられそう。五感を使って楽しめる作品ですね。

投稿者さんは、どんな思いでこのバラを作ったのでしょうか?投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

お菓子でこんなことができるんだよ

---美しいです!なぜぷっちょでバラを作ろうと思ったのでしょうか?

ハイチュウ、キャラメルと作ってきたので、「次の素材は」と探していたところのぷっちょでした!

---ハイチュウやキャラメルでも作られたんですね。制作にかかった時間を教えてください。また、苦戦したポイントがあれば教えて下さい。

制作時間は15分くらいでしたが、今までの素材と違って柔らかく固まりにくいので、バラの形を保つのが難しく苦戦しましたね!

---ぷっちょは絶妙な柔らかさが特徴ですものね…!作品に込めた思いをお聞かせください。

一番は、お菓子でこんなことができるんだよというのを世に広めていきたいということです。興味を持ってくれた若い世代が、パティシエを目指してくれたらよいなと常々考えております。また、投稿への反応が大きいと嬉しいですね!今後もいろんなお菓子で様々なものを作って、皆さんを楽しませられたらと思っています!

---お菓子の可能性がもっと広がると良いですね!次の作品も楽しみにしております!

食べられない〜

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

すごすぎる‥でも食べられない〜
錬金術ですよ、もはや…
黄色いバラの甘い香りがしてきそう

工芸菓子は、「単なるお菓子」ではなく、もはやアート作品の一種といえるでしょう。職人さんたちの技術力や構成力に、圧倒されてしまいますね。

取材協力:長谷川健太(@kenta_sucretier)さん



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