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階段から落ち、全身を強打した夫。検査に行くも「おそい…」と不安でいっぱいの私に訪れた“思わぬ気付き”とは

  • 2025.8.16

2人の娘さんを育てている、なりたりえ(@rienarita)さん。子育てや日常の出来事を漫画にし、X(旧Twitter)で発信しています。

家族を思う気持ちが伝わる、心温まるエピソードです。

待つ側の気持ちに気付く瞬間

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なりたりえ(@rienarita

ある日突然、夫が階段から落ちてしまい、病院に運ばれることになってしまったそう。妻であるりえさんは病院の待合室で、夫の検査が終わるのをひたすら待ち続けます。最初は「たいしたケガじゃない」と思っていたものの、検査が長引くにつれ、不安と焦りがどんどん大きくなります。時計を何度も見ては「まだかな」と落ち着かない気持ちに。

そんな中、ふと思い出したのは、自分がこれまで患者として病院にかかってきた日々。結婚してから、子宮の病気や流産、乳がんの手術など、何度も病院に通い、そのたびに夫が待合室で見守ってくれていたことを振り返ります。今までは自分がケアされる側でしたが、今回はじめて「待つ側」の立場になったことで、その辛さや心細さを初めて実感したのでした。

ようやく夫が検査を終えて戻ってきます。安静にしていたため遅くなったこと、検査に問題がなかったことを聞き、妻は心から安堵します。お互いに「心配かけてごめん」「ぶじでよかった」と気持ちを伝え合い、改めて感謝の思いを確かめ合う2人。日常の中で当たり前に思いがちな存在の大切さを、静かに噛みしめるやりとりが印象的です。

身近な人を思いやる気持ちや、普段気付きにくい立場の違いにハッとさせられる、優しいストーリーでした。

X(旧Twitter):なりたりえ(@rienarita

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