「一生ビンボーで満足してなよ」マルチの勧誘を拒否→夢を大事にする女性が抱えるお金の問題とは

ネギさんとマヨさんの2人組で漫画を描く、ネギマヨ（ここはネギマヨ荘）さん。主に体験談をベースにした創作漫画を描き、ブログで発信しています。

仲良くなった女性たちの家で、マルチの勧誘であることに気づいた女性。現実のはざまで揺れた彼女が下した決断とは…？

マルチの甘い罠

「夢をお金にしない？」という甘い誘い文句に囲まれたハルミさん。彼女の創作活動に興味を示す友人たちは、その熱意を“オフ会ビジネス”で収益化するよう勧めてきます。「1500人のフォロワーがいるなら、呼び出して教えてあげればいい」と軽く言われる中、ハルミさんは戸惑いながらもはっきりと拒絶。「夢をお金の道具にしたくない」「夢を利用されたくない」という言葉に、彼女の本気がにじみ出ます。

それでも引かない友人たちは、「今がチャンス」「もったいない」と、なおも勧誘を続けます。けれどハルミさんは毅然とした態度で、「彼も、私の夢も、私自身が守る」と宣言。創作を心から応援してくれる人たちを“カモ”にするようなやり方には加担できないと、怒りと涙をもって声を上げます。

生活は苦しいし、夢は不確かなもの。それでも、「誰にも渡しちゃいけない」と、自分の大切なものを守り抜くハルミさんの姿に、胸を打たれます。

帰宅後、彼は何も知らずに明るく迎えてくれました。やさしい彼に気を遣わせまいと笑顔を見せつつ、ハルミさんは思います――「やっぱり苦しい」。でも、そんな彼の「ハルミと一緒に生きていけるなら、それで十分」という言葉に背中を押され、「この人と生きたい」と強く心に誓うのでした。

ブログ：ネギマヨ（ここはネギマヨ荘）

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