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「何に見える?」あなたの"決断を鈍らせているもの"がわかる心理テスト

  • 2025.7.14
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私たちは日々、大小さまざまな決断を迫られています。ランチのメニューから、キャリアや人生に関わる重要な選択まで、決断の連続です。その中で、「なかなか決められない」「考えすぎて動けなくなる」と感じることはないでしょうか。

この心理テストは、一枚のイラストからあなたの深層心理を読み解き、決断を遅らせている根本的な原因を探るためのものです。自分を縛っているものの正体がわかれば、よりスムーズに、そして自信を持って一歩を踏み出せるようになるかもしれません。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.木の年輪

2.バームクーヘン

3.地図の等高線

4.迷路



1.木の年輪に見えた人は“過去の経験”

木の年輪を選んだあなたは、過去の出来事や経験が、現在の決断に強く影響を与えている状態かもしれません。かつての成功体験や、特に失敗した記憶が、新しい一歩を踏み出す際のブレーキになっているのではないでしょうか。

過去から学ぶことは非常に大切ですが、それに縛られすぎている可能性もあるようです。「またあの時みたいに失敗するかもしれない」という不安が、目の前のチャンスを冷静に評価するのを難しくしているのかもしれません。

過去と現在は違うという事実を、意識的に自分に言い聞かせてみてください。過去の経験は教訓として心にとどめつつも、「今は状況が違う」と切り離して考えることで、現状に即した最適な判断ができるようになるでしょう。

2.バームクーヘンに見えた人は“周囲と合わせること”

バームクーヘンを選んだあなたは、周りの人々との調和を重んじるあまり、自分の決断が後回しになっている状態かもしれません。「みんなにどう思われるか」「和を乱さないか」を気にする気持ちが、あなたの決断を鈍らせているようです。

他者の意見を尊重できるのは素晴らしい長所ですが、その一方で自分の本当の気持ちに蓋をしてしまっているのではないでしょうか。「私がこれをしたい」と考える前に、「周りはどう思うだろう」という思考が先行してしまいがちのようです。

あなたの人生の決定権は、あなた自身にあります。まずは食事のメニューを選ぶような小さなことから、「自分はどうしたいか」を基準に選ぶ練習をしてみましょう。その積み重ねが、大きな決断をする際の自信につながっていくはずです。

3.地図の等高線に見えた人は“過剰な情報収集”

地図の等高線を選んだあなたは、万全を期すために情報を集めすぎることが、かえって決断を難しくしている状態かもしれません。あらゆるリスクを洗い出し、完璧な答えを見つけようとするあまり、情報過多で動けなくなっているのではないでしょうか。

慎重で分析力があるのはあなたの強みですが、「もっと調べれば、もっと良い選択肢があるはず」という思考のループに陥っているようです。しかし、情報を集めれば集めるほど選択肢が増え、逆に混乱してしまうことも少なくありません。

ある程度の情報が集まったら、思い切って情報収集を打ち切る勇気も必要です。すべての決断には多少のリスクが伴うものだと受け入れ、「完璧な答え」ではなく「納得できる答え」を目指すことで、次の一歩が踏み出しやすくなるでしょう。

4.迷路に見えた人は“考えすぎること”

迷路を選んだあなたは、あらゆる可能性を考えすぎてしまうことが、決断を鈍らせている最大の原因かもしれません。頭の中で様々なシミュレーションを繰り返し、起こりうる全ての「もしも」に備えようとして、思考の迷路から抜け出せなくなっているようです。

あなたは非常に思慮深く、物事を多角的に捉えられる人なのでしょう。しかし、その長所が裏目に出て、考えられる選択肢や結果が多すぎるために、どれが最善か分からなくなってしまっているのかもしれません。

まずは選択肢を2つか3つに絞り、考える範囲を限定してみましょう。そして、それぞれの選択肢の「最も起こりうる結果」だけをシンプルに比較してみてください。時には、考え抜くことよりも、自分の直感を信じてみることが、迷路を抜ける一番の近道になりそうです。



ライター: Kazuhide.Y

公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。