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2025年のデニムは“名品ストレート”が正解。ベラ・ハディッドの私服に学ぶ最旬スタイル

  • 2025.6.11

ここ数シーズン、ストリートスタイルの主流だったのは、ローライズ&バギーデニム。けれど最近、そのムードに変化の兆しが訪れている。今、注目を集めているのは、スリムでもバギーでもない、“ストレートデニム”だ。

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その空気を感じたのは、2025年2月のファッションウィーク。パリニューヨークの街角では、ナチュラルな腰位置のストレートデニムに、ローファーバレエシューズ、スリムなブーツを合わせたモデルたちの姿が目立っていた。力の抜けたバランス感がありながら、どこか上品。そんな“ちょうどよさ”が、まさに今の気分にフィットしている。

ヴェルサーチェ 2025-26秋冬コレクション
ヴェルサーチェ 2025-26秋冬コレクション
ディースクエアード 2025-26年秋冬コレクション
ディースクエアード 2025-26年秋冬コレクション

実際、ランウェイにもそのムードはしっかり表れている。ディーゼルDIESEL)の2025-26年秋冬コレクションでは、あえてローライズを打ち出した一本が印象的だった。ヴェルサーチェVERSACE)は、グリッターやスパンコールをあしらった華やかなルックで魅せ、ディースクエアードDSQUARED2)からは、スキニーほどタイトではない“ゆるめストレート”が提案された。

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そんな流れをいち早く取り入れているのが、ベラ・ハディッドジャケットやスニーカーでラフに、華奢なヒールでドレスアップ——どんなスタイルにも、ストレートデニムを自然に溶け込ませている。その姿は、いまやストリートでもパパラッチスナップでも、日常のワンシーンとして定着しつつある。

これからの季節、新たに迎えるなら“ちょうどいい”一本を。いまの気分にフィットするストレートデニムこそ、ワードローブの最適解になりそうだ。

今季、ワードローブに迎えたい一本は?

Text: Daisy Jones Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.UK

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