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大人が忘れている算数「60を半分に割って15を足す」→秒で解ける?

  • 2025.6.19
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とっさに聞かれると迷ってしまう「言葉の計算問題」。
スマホや電卓が手元になくても、サッと暗算できるとカッコいいですよね。

今回は、そんなスキルを磨くのにぴったりな問題をご紹介します。
ちょっとひねりの効いた内容なので、頭の体操にもなりますよ。

問題

「60を半分に割って15を足すといくつ?」

シンプルに見えるこの問題ですが、実はちょっとした“クセ”があります。
最後までしっかり読んで、正解を導き出してください。

解説

まずは、文章を数式に置き換えて考えてみましょう。

ポイントはこの3つです。

  • 数字は「60」と「15」
  • 操作は「割って」と「足す」
  • 「半分に割って」は「2で割る」という意味

これらを整理すると、以下の式が導けます。

60÷2+15

あとは計算するだけですね。

60÷2=30
30+15=45

ということで、正解は「45」になります!

応用編

ではここで、問題文のある部分を1文字だけ変えてみると…?

60を半分で割って15を足すといくつ?

どうでしょうか?「半分に」から「半分で」という表現に変わっただけで、意味がガラッと変わります。

この場合、「半分で割る」は「30で割る」と読み替えるのが自然ですね(60の半分=30)。

すると、式はこうなります。

  60÷30+15
=2+15
=17

答えは「17」になりました!

このように、文章のわずかな表現の違いで答えが大きく変わることがあるんです。

まとめ

今回のような問題は、計算力だけでなく、言葉の意味を正しく捉える力も必要になります。
文章から式を読み解く練習をすることで、数字に強くなれるはず。

仕事や日常生活の中でも役に立つ力なので、ぜひ繰り返し挑戦してみてくださいね。

※本記事で紹介している解法は一例です。複数の解釈が可能な場合もありますので、ご了承ください。



文・編集(監修):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。


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