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「最後まで観た人尊敬する」「ほんと吐きそう…」“常軌を逸する過激さ”に離脱者も…だけど「邦画史上最高傑作」と称される名映画

  • 2025.8.7

映画やドラマ作品の中には、リアリティを追求するあまり過激なストーリーや描写が多く存在する作品がありますが、みなさんにも過激なストーリーやシーンを観て、視聴後に大きな衝撃を受けた作品があるのではないでしょうか。

そこで今回は、元気がある時に観てほしい邦画を5作品ご紹介します。本記事では第2弾として、映画『リリイ・シュシュのすべて』を取り上げさせていただきます。ぜひ最後までご覧ください。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

映画『リリイ・シュシュのすべて』はどんな作品?

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フジテレビ系ドラマ「ウォーターボーイズ2」制作発表 市原隼人(C)SANKEI
  • 作品名(配給):『リリイ・シュシュのすべて』(ロックウェルアイズ)
  • 公開日:2001年10月6日

映画『リリイ・シュシュのすべて』は2001年に公開された映画作品で、市原隼人さん、忍成修吾さん、蒼井優さん、伊藤歩さんという豪華キャストの出演で話題になりました。本作品は、映画『Love Letter』『スワロウテイル』で手がけた岩井俊二さんがインターネットで実験的に公開した同名小説を映画化した作品です。

あらすじ

中学2年生の蓮見雄一(市原隼人)はいじめや家庭問題に悩みながら、孤独な日々を送っている。現実の世界では逃げ場のない閉塞感に満ちているが、インターネット上では“Philia(フィリア)”という名前で掲示板に書き込みをしながら、リリイ・シュシュという歌姫の音楽に救いを見出していた。

かつての親友・星野修介(忍成修吾)はある事件をきっかけに変貌し、今では雄一を苦しめる存在となっている。学校、家庭、そして人間関係のなかで傷つきながらも、雄一はリリイの音楽に耳を傾け、静かに生きようとしていた。

そんな彼の心の中で、現実と幻想の境界は少しずつ揺らいでいく。ネットの世界、音楽の世界、現実の暴力。それぞれが交錯する中で、少年の心はどこへ向かうのか――。

いじめ、万引き、援助交際...今を生きる少年少女のリアルを伝える作品『リリイ・シュシュのすべて』

映画『リリイ・シュシュのすべて』は、友人からいじめに遭う姿を描きながら、懸命に生きる主人公の姿を描いた社会派映画作品になっています。SNSでは、「トラウマすぎて…」「途中でやめた」「最後まで観た人尊敬する」「ほんと吐きそう…」などの意見が見られるほど、視聴者に大きな衝撃を与えた作品です。

なかには「鬱映画の決定的作品」といった投稿も見られ、リアルを描写するあまり、2001年に上映されて20年以上経った今でもたくさんの人の記憶に残る作品となっています。

過激なストーリーや描写だけではなく、作中の映像・音楽の美しさから数々の人を魅了しており、SNSでは「あまりにも映像と音楽が美しすぎて観たくないのに観てしまう」「久しぶりに観たくなった」「邦画史上最高傑作」などの投稿が見られ、まさに“美しい鬱映画”として今もなお支持されています。

映画『リリイ・シュシュのすべて』をぜひご覧ください!

今回は2001年に上映された映画『リリイ・シュシュのすべて』をご紹介させていただきました。

上映開始した当時話題作だった映画『リリイ・シュシュのすべて』ですが、現在もその衝撃作として多くの人の記憶に残っており、それは監督や脚本家、俳優らが力を合わせて作り上げた最高傑作だからだと言えるでしょう。

気になる方はぜひ映画『リリイ・シュシュのすべて』を視聴してみてください。


※記事は執筆時点の情報です。