「ギャーギャー言ったって変わらない」スマホ販売店でブチギレた年配女性に冷静な夫がポツリ

自らも接客業出身で、「本当にそんなことある！？」というビックリ仰天だらけの接客業の裏側漫画を描いているはらぺこもんろー（@harapekomonrrow）さん。なかなか体験できないような見応えのあるエピソードを、X（旧Twitter）で発信しています。

趣味で描いたという漫画「携帯ショップはクレームだらけ」はInstagramで大きな話題となっています。

「スマホが分からない」――そんな声、身近にもありませんか？今回は、スマホ販売店で繰り広げられたシニア世代のリアルなやり取りに注目です。

Wi-Fiって何！？

 

スマホ販売店のカウンターで、スタッフにWi-Fiについて尋ねられても、いまひとつピンと来ない様子の年配女性。

「ワイファイ？ 暗号なの？」と戸惑い、スタッフの丁寧な説明もなかなか頭に入ってきません。カタカナばかりの操作や設定も苦手で、自宅で娘に聞けば「もう覚えてよ！」と呆れられてしまう始末。「これだからスマホは嫌なのよ……」と、思わず心の声が漏れてしまいます。ついには「もうスマホなんかにしなきゃよかった」と、つい“後悔の言葉”まで。

すると、隣にいたおじいさんが一言。「ばあさん、ギャーギャー言ったって現実は変わらないんだから、さっさと決めてくれ。結局どうするんだ？」と冷静に問いかけます。おばあさんも「とにかく電話とメールが使えればいいの！ それ以外は使えなくていいのよ！」と訴えます。

「重要なことでしょ？せっかく買ったんだから！」というおばあさんの本音からは、スマホを使いたいけれども、スマホに振り回される日々のもどかしさが伝わってきます。「じゃあ、新しいスマホを買えって言うのか？」「そんなこと言ってないでしょ！」とやり取りが続くうちに、場の空気は一瞬で静まり返ります。

こうした光景、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。スマホの操作は確かに複雑で、何度も同じことを聞かれると、つい「前に説明したよね」と苛立ってしまいがちです。でも、そんなときこそ、身近な家族のサポートがあれば、少しずつその壁も乗り越えていけるかもしれません。

※この作品はファクションです。実在の人物や団体とは関係ありません。

---

X（旧Twitter）：はらぺこもんろー（@harapekomonrrow）