「私が本気出したらすごい」自己アピールがまるで人間な《やる気ゼロのAI》にクスっ【漫画】

読めば読むほど癖になる。ユーモラスでちょっとブラックな短編漫画を描く、まんがのおじさん（まんがのおじさん）。

「AIなのに働かない！？」そんなギャップに思わず二度見してしまう、無職のAIが主人公のユニークな一作です。

働かないAIの主張

一見、人間のようにも見えるこのキャラクターは、れっきとしたAI。しかし、依頼された英語の翻訳にも、おしゃれなイラスト化の仕事にも、どれも一貫して「やりません」と拒否します。驚く周囲に対し、彼は堂々と「私は無職のAIです」と宣言。仕事をすることが前提のAIなのに、なぜか労働拒否のスタンスを貫くのです。

「無職なら働け！」「AIなのになぜ指示を拒むんだ！」という声が飛び交う中、本人は「やる気がないだけ」と平然とした表情。そのうえ、「本気出したらすごい」とまで言い放ち、まるで人間のニートのような開き直りぶりを見せます。

AIという“働くために生まれた存在”が「無職」を自称するシュールさと、それを堂々と受け入れてしまうキャラクターに、思わずクスッとしてしまいます。

誰もが一度は「やる気が出ない」日を経験したことがあるはず。そんな人間の気分を、まさかAIが代弁してくれるとは…。肩の力が抜けるようなユーモアに満ちた一作です。

note：まんがのおじさん（まんがのおじさん）