映画版『GTO』の舞台となった駅…偶然、見つけた看板に「芸術点高い」「滅んでそうな外見で笑う」

日本にはさまざまな駅名があり、探してみるとなかなか奥が深いですよね。ちなみに2025年6月現在で一番長い駅名は、富山地方鉄道の「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前（五福末広町）停留場」だそうです。

さいわい（@saiwai_ykhk）さんが「不滅の駅を見つけた」ことについてX（旧Twitter）に投稿したところ、「芸術点高い」「滅んでそうな外見で笑う」などと話題になっています。

いったい、どんな駅名だったのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

𝒊𝒎𝒎𝒐𝒓𝒕𝒂𝒍 https://t.co/sG4WVP9TGt pic.twitter.com/Ty4dvNv6VW
— さいわい (@saiwai_ykhk) May 27, 2025

かなり年季を感じる「ほろびない（幌比内）」という駅名標…。現在はもう使用されていないようです。見た目はボロボロですが、「immortal＝不滅」、つまり「滅びない駅」という意味にも感じられますね。

…などと思いを巡らせたくなりますが、駅駅名と朽ちた見た目のギャップが印象的なこの駅名標、実は、

【実在しない駅】

なのだそうです！

映画版『GTO』の舞台となった場所に作られた架空の駅で、セットで使われた駅名標がそのまま残されているようです。

投稿者さんはいったい、どこでこの駅名標を見つけたのでしょうか？詳しくお話をお伺いしました！

滅びかけた看板に感じた哀愁

ｰｰｰ面白い名前ですね！こちらの看板はどこにあったものでしょうか？また、架空の駅とのことですが、こちらは今回偶然見つけたのでしょうか？

北海道旅行中、「道の駅オーロラタウン93りくべつ」に立ち寄った際、偶然見つけました。

廃線になった鉄道車両や駅が残されており、その隅にそっと置かれていた看板だったので、架空のものとは知りませんでした！

ｰｰｰ廃線になった車両などと一緒にあったんですね。看板を見た時の率直なご感想をお聞かせください。

滅びかけている看板にこの駅名、哀愁を帯びていてかっこいいなと…。味がありますよね。

ｰｰｰ架空の駅とは思えないほど、絶妙な哀愁が漂っていますね…！

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。

看板が朽ちて撤去されてるの芸術点高い

これ、看板そのものは滅びに向かってるのが良い

「不滅」の一語にまとめたのほんとカッコよくて好き

駅名標から伝わる雰囲気に趣や哀愁を感じた人が多いようです。

架空とは思えない存在感と、ちょっと不思議な駅名が目を引きましたね。この駅名標が見られる道の駅「オーロラタウン93りくべつ」では、関寛斎資料館や観光物産館、宿泊施設などもあるようです。気になる方はチェックしてみてくださいね。

取材協力：さいわい（@saiwai_ykhk）さん

※2025/06/03現在の情報です