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永野芽郁NHK大河降板で再脚光!5年前、“代役”から“適役”に評価を爆上げした「女優の記憶」

  • 2025.5.23
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(C)SANKEI

22日、NHKは公式サイトで2026年放送予定の大河ドラマ『豊臣兄弟!』において、小一郎の幼なじみである直(なお) 役の出演者を白石聖に変更すると発表。それまで永野芽郁が出演予定となっていたが、俳優の田中圭との不倫疑惑が報じられたことで永野の所属事務所が出演を辞退していた。

SNS上では驚きとともに、ある“過去の記憶”を重ねる声が相次いだ。

『麒麟がくる』で沢尻エリカの代役を果たした川口春奈

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(C)SANKEI

・「大河の代役といえば川口春奈」

・「川口春奈が大河の代役で大ブレイクした」。

そう、“大河ドラマの代役”という立場から大きな爪痕を残した女優の前例がある。それが、2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』で沢尻エリカの代役として抜擢された川口春奈だ。

“代役”から“適役”へ 相次ぐ絶賛の声

『麒麟がくる』で川口春奈が演じたのは、戦国武将・斎藤道三の娘であり、織田信長の正室でもある帰蝶。薬物騒動の渦中にあった沢尻エリカの降板が発表されたのは、初回放送わずか約2カ月前という異例のタイミングであった。

それまで大河ドラマ出演歴だけでなく時代劇経験すらなかった24歳(初回放送当時)だった川口が、この大役にどう挑むのか。SNSなどでは放送前から話題沸騰となった。

そして放送が始まると…毅然とした佇まい、繊細なまなざし、そして凛とした声――。

彼女が放った“帰蝶”の存在感は、回を追うごとに視聴者を惹きつけ、ついには「代役」ではなく「適役」としての評価へと変わっていった。

川口にとって、『麒麟がくる』はまさに転機といえたかもしれない。“本格派女優”として本作以降も『silent』(2022年・フジテレビ系)や『9ボーダー』(2024年・TBS系)など連続ドラマや映画で主演や主要キャストに次々と抜擢され、着実に演技の幅を広げてきた。

代役という立場は、準備期間が限られるうえ、周囲からの期待と不安が交錯すると予想されるが、だが川口はそのプレッシャーを力に変え、24歳という若さで大河という大舞台に立ち続けた。

絶賛の声は「自分にしかできない帰蝶」を演じた証

そして今回の白石聖の代役起用発表に際して、視聴者やメディアが川口春奈を引き合いに出すのは、単なる偶然ではない。

“予定されていなかった役”を担うことは、俳優にとって試される瞬間であり、大河ドラマとなればなおさら大きなプレッシャーを感じることだろう。ましてや、事情が事情なだけに注目度も大きいはず。

今回のニュースに対して、多くの視聴者が希望を重ねるのは、過去もともとの実力に加え並々ならぬ覚悟で真正面から応え、「自分にしかできない帰蝶」を演じきり結果として多くの絶賛の声を浴びた女優がいたからだろう。


※本記事は2025年5月23日時点の情報です。