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横浜の風を肌で感じるオーシャンビューホテル「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC」を 徹底レポート! 【すみずみ宿泊ルポ】

  • 2025.5.15

2025年2月26日、山下公園や横浜港の景色を目の前に臨むウォーターフロントにオープンしたのが、「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC(ざ・げーとほてるよこはま ばい ひゅーりっく)」。横浜の歴史や海の香りを感じられるぜいたくなステイを満喫! その魅力を余すことなくご紹介します。

横浜らしいムード漂う洗練空間と、港町の美しい景色がお出迎え

るるぶ&more.編集部

「“大人”に“本当の価値”を提供する」というコンセプトで人気を博している「ザ・ゲートホテル」ブランドから、2025年2月26日に「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC」がニューオープン。

みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩4分の好立地。周囲には「横浜赤レンガ倉庫」や「山下公園」、「横浜マリンタワー」といった観光名所も点在しています。

るるぶ&more.編集部

フロントがあるのは最上階の12階。エレベーターを降りると目の前に広がるのは、まるで古きよき横浜の街にタイムスリップしたかのようなレトロモダンな空間と一面のオーシャンビュー。横浜港の美しい景色が出迎えてくれます。

宿泊すみずみinfo

「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC」のデザインコンセプトは「風薫るホテル」。開港170年の歴史ある街の風情や潮の香り、船の汽笛、地のものを使ったおいしい料理など、横浜を五感で満喫しながらリラックスして過ごせる、心地よい空間です。

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いざチェックイン。フロントの後ろの壁はレンガ造り風のデザインになっているなど、ここにも横浜らしさがたっぷり。

るるぶ&more.編集部

アート作品などディテールにもこだわりが詰まっているのが、「ザ・ゲートホテル」ブランドの特徴。フロントには、横浜開港後に日本の維新とともに誕生した「横浜焼」という陶磁器をオマージュした壁掛けのアートが。お皿の絵柄と立体的なカモメが見事に融合していて、思わず見惚れてしまいます。

みなとみらいから横浜港まで一望できる、おしゃれな客室でリラックス

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チェックインを済ませたら、わくわくした気持ちを胸に客室へ!

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エレベーターホールから廊下にかけて深いグリーンが基調の落ち着いた空間が続いていて、部屋に向かいながら徐々にリラックスモードにシフト。

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エレベーターホールにも横浜らしさを感じさせるアートが。モチーフやデザインはフロアによって異なり、下の階に行くほど歴史を遡るようなレトロなモチーフ、上の階に行くほど現代風のモチーフになっていて、レストランやフロント、部屋を行き来するなかでも「時を旅する」感覚を味わえます。

「The GATE」 1泊朝食付9万2304円〜(2名、税・サービス料込) ※宿泊料金は変動する可能性がございます。
「The GATE」 1泊朝食付9万2304円〜(2名、税・サービス料込) ※宿泊料金は変動する可能性あり

5つの部屋タイプがあるうち、広々としていて開放感のあるスイートルームの「THE GATE」。マリンなムードを感じるブルーのカーペットとレンガ色のインテリアが目をひく、横浜らしさとおしゃれ感が満載な空間です。リビングとベッドルームが分かれているので、活動的に楽しむ時間とリラックスするプライベートな時間とを切り替えて過ごせます。

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角部屋の窓からは、「横浜ランドマークタワー」をはじめとするみなとみらいの景色や「横浜赤レンガ倉庫」はもちろん、眼下に広がる「山下公園」や「日本郵船氷川丸」まで、美しい景色を独り占め!

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全館共通で用いられているのが「アール・デコ」という装飾様式。特徴は、直線と曲線を融合させたデザインや、シンプルながら優雅さも感じさせる絶妙なバランス感。横浜開港前後に多く見られたスタイルを現代風にアレンジしているんです。空間デザインはもちろんインテリアにも注目してみてくださいね!

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直線的なパーツとアーチのデザインが組み合わさった鏡はセピア風のカラーで、レトロな雰囲気を演出してくれます。

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壁には昭和戦前期の横浜の写真がアートとして飾られていて、時の流れを感じられます。

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入口付近にあるウォークインクローゼットは、1部屋と数えても遜色ないほどゆったりとしたスペース。アイロンの貸し出しも行っています。

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冷蔵庫には、サイダー発祥の地といわれる横浜発の「横浜サイダー」や、地元で作られているクラフトビール「YOKOHAMA BEER」が用意されているのもうれしい!(宿泊料金に含む)

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みなとみらい・横浜港の夜景を見ながら飲む「YOKOHAMA BEER」は格別です。

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ベッドルームは、セミダブルのベッドがゆったりと2台置かれたぜいたくな空間。

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からだのラインに合わせてマットレスが沈み美しい寝姿勢を保ってくれる「シモンズ」製のマットレスだから、ぐっすり眠れること間違いなし!

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ランプがかわいらしいベッドサイドには、それぞれにコンセントがあり翌日に向けての充電もばっちり!

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ルームウェアはセパレートタイプ。日本製のダブルガーゼ仕様で、着心地も抜群です。

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実はこのルームウェアは販売もされていて、肌ざわりのよさを気に入って購入する隠れファンもいるのだとか!

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ベッドルームの机には高音質スピーカーがあるのもうれしいポイント。お気に入りの曲を聴きながら、思う存分ホテルステイを楽しめます。

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スタイリッシュな洗面台は2台横並びでリッチ感たっぷり! 寝る前の支度や朝の準備を2人同時に行えて実用性も十分。

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お風呂も広々していて、旅の疲れをしっかり癒やせます。

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ドイツの老舗メーカー「ハンスグローエ」のシャワーヘッドを採用。ふわっと柔らかい肌あたりのシャワーが特徴なのだとか。

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アメニティーにもこだわりが。天然由来の原料を使用した国内発の自然派スパコスメブランド「ゼミド」のシャンプー、コンディショナー、ボディソープで、ヘアやボディのケアも抜かりなく。

るるぶ&more.編集部

歯ブラシはもちろん、ヘアブラシやシェービングレザー、コットンセット、入浴剤、ハンドクリームなど充実のラインナップ!

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スキンケアセットは、「ミキモト コスメティクス」が手がける真珠成分配合のコスメブランド「ムーンパール」のもの。旅先ではゆらぎやすい肌もしっかりケアできます。(※「ムーンパール」が利用できるのは、「THE GATE」と、このあと紹介する「Luxe」の客室のみ)

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ドライヤーは「パナソニック」製。備え付けのものだと風圧が弱い……なんてこともありますが、その心配は無用です!

「Luxe」 1泊朝食付5万1770円〜(2名、税・サービス料込) ※宿泊料金は変動する可能性がございます。
「Luxe」 1泊朝食付5万1770円〜(2名、税・サービス料込) ※宿泊料金は変動する可能性あり

機能的ながらもゆったりとくつろげる「Luxe」もおすすめ。この客室からも、横浜港一帯を一望できます。ベッドタイプは、キングとツインのどちらかを選んで。

るるぶ&more.編集部

普通なら、高層階の方が景色がよいとされ人気が出るものですが、このホテルでは、低層階や中層階でも「山下公園」や「日本郵船氷川丸」、海がグッと近くなり、部屋によって違う眺望が楽しめるのも魅力です! また、春は桜、初夏はバラ、秋は銀杏並木など季節によって景色が移り変わるので、来るたびに違う表情を堪能できます。

山下公園に面したレストランやオーシャンビューを独占できるルーフトップも注目

るるぶ&more.編集部

ホテル1階、「山下公園」の向かいにあるのがオールデイダイニング「Anchor Grill Yokohama(あんかー ぐりる よこはま)」。「ザ・ゲートホテル」系列で初の路面店で、海風や元町の異国情緒を直接感じられる心地よい空間です。「山下公園」からそのまま続いているかのようなテラス席は、ペットの同伴が可能なのもうれしいポイントです。

るるぶ&more.編集部

朝昼夜と1日を通じて営業しているオールデイダイニングで、どの時間帯も予約なしで利用が可能。地元・神奈川県産の新鮮な食材をふんだんに使用したグリル料理や西洋料理を味わえます。

Break Fast 3500円
「Breakfast」3500円

朝食は、メインを3種の中から1品チョイスするスタイル。メインが来るまでの間は、フレッシュな地元野菜や自家製デリカテッセン、手絞りのオレンジジュース、健康的なドリンクを揃えたサラダ・デリスポットを楽しめます。

るるぶ&more.編集部

メインのなかでもおすすめなのが、「横浜ライスカレー」。この店舗限定のオリジナルメニューです。素材を生かしながらこだわりのスパイスを調合したカレーに、グリル野菜をトッピング! 月替わりで異なる味わいのルーが楽しめるというから、定期的に訪れたくなってしまいます。

るるぶ&more.編集部

平日の11〜16時(15時30分LO)には、メインのグリル料理にサラダ・デリスポット、パン、デザート、ドリンクがつく「ランチ」3500円〜も。土・日曜、祝日の10時30分〜16時(15時30分LO)には、サラダデリ、本日のスープ、メインをのせたワンプレートに、パン、ドリンクがつく「ブランチ」3500円〜が味わえます。

「ランチ」は毎週、土・日曜、祝日の「ブランチ」は毎月メニューが入れ替わり、四季折々の味覚を楽しめます!

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ディナータイムは、肉や魚のうま味を最大限に引き出したグリル料理がラインナップ。あえて味つけはシンプルにして、複数あるソースのなかから好みの組み合わせを楽しめます。自分でメニューを選べる「フェイバリットディナー」5800円〜かアラカルトから、好きな方を選んで堪能して。

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12階、フロントと同フロアにあるバー&ラウンジもチェック。レンガ壁が印象的な洗練された空間です。

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大きな窓から見える横浜港の夜景は格別! カクテルやワインを景色とともに味わえます。

一方、昼間は穏やかな光が差し込むなか、カフェとしてコーヒーやアフタヌーンティーを楽しむこともできます。宿泊者以外でも利用できるので、近くを訪れたらぜひ立ち寄りたい場所です。

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じわじわと人気が高まっているジンにも注目。このバーでは、「横浜ジン蒸留所」で醸造された「横浜クラフトジン」など地元のお酒を嗜むことができます。

(左から)「ブルーアワー」1540円、「ヨコハマ」1540円
(左から)「ブルーアワー」1540円、「ヨコハマ」1540円

おすすめのカクテルは色鮮やかな2種類。

写真左の「ブルーアワー」はこのホテルのバーテンダーが考案したオリジナルカクテル。日の出直前、日の入り直後をイメージした深いブルーが特徴です。昭和初期から飲まれていたという伝統的なカクテル「ヨコハマ」の夕焼けのようなオレンジと対照的です。

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キラキラと輝いているのはライチ味のパールリキュールが入っているから。グラスの中でふわふわと漂い、どんどん表情が変わっていく様子はまるで本物の空の変化のようで、見ているだけでも楽しい。クランベリージュースも入っているので、見た目に反して甘さがありとても飲みやすいカクテルです。

るるぶ&more.編集部

「ヨコハマ」は、横浜開港後、横浜港に寄港した客船のバーから見える夕日をイメージして生まれたといわれる歴史のあるショートカクテル。鮮やかなオレンジがかわいい! ジンやウォッカ、オレンジジュースなどをステアしているので、飲みごたえがありながら飲みやすいのが特徴です。

バー&ラウンジは23時まで営業しているので、ゆっくり優雅に夜景とお酒を楽しんで。

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宿泊者専用のルーフトップも、目玉の一つ。みなとみらいエリア、「横浜赤レンガ倉庫」、「大さん橋」やそこに停泊する客船、「山下公園」、「日本郵船氷川丸」、「横浜マリンタワー」を一望できます。天気がよければ「東京スカイツリー」まで見渡せるのだとか!

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夕焼け〜夜景に移り変わる時間帯も要チェック。365日、毎日違う表情を見せる絶景を独り占めできるぜいたくな場所です。12階のカフェ・バーラウンジのコーヒーや瓶ビールなどをテイクアウトしてここで味わえば、非日常のリラックスタイムを過ごせます。

ホテルからすぐ行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選

【ホテルから徒歩すぐ】山下公園

 写真提供:横浜市都心部公園
写真提供:横浜市都心部公園

横浜港を目の前に、大さん橋の東側から山下埠頭まで約700m続く日本最初の臨海公園です。昭和5年(1930)、関東大震災の瓦礫を埋め立てて開園した、歴史的な背景を持つスポットでもあります。芝生広場や沈床花壇(バラ園)をはじめ、赤い靴はいてた女の子像、姉妹都市のサンディエゴ市から贈られた水の守護神、かもめの水兵さんの歌碑など注目ポイントが点在! 園内に係留されている氷川丸もぜひチェックしてください。

【ホテルから徒歩で約3分】横浜マリンタワー

るるぶ&more.編集部

横浜開港100周年記念事業として昭和36年(1961)に建設された高さ106mの横浜のシンボル。360度見渡せる29・30階の展望フロアからは横浜市内はもちろん、気象条件がよい日は富士山や房総半島も望めます!
特にメディアアートギャラリーとして展開する30階ではデジタルアート映像とともに眺める夜景が圧巻。1~4階にはカフェやレストランをはじめ、ウエディングセレモニー会場や旅のライブラリー&コミュニティーラウンジなどがあり、オリジナルグッズが揃うショップも人気。タワーの階段を登る「UP the MARINE TOWER!!」などイベントもチェックしよう!

【ホテルから徒歩で約5分】横浜中華街

るるぶ&more.編集部

600以上の店が軒を並べる、日本最大級の中華街。安政6年(1859)の横浜開港で来日した華僑の2世、3世、4世と日本人によって今もなお、伝統の味と文化が守られている「食」と「文化」の街です。本場中華の味や異国情緒を求めて訪れるのは、なんと年間約2000万人以上! 横浜に来たら必ず足を運びたいマストスポットです。
風水思想に基づいて建てられた東南西北の牌楼(門)や、関帝廟、媽祖廟、會芳亭など中華文化にふれられる建物は、写真映えもばっちり!

リアルなおすすめタイムスケジュール(例)

【1日目】
9:30 最寄り駅のみなとみらい線「元町・中華街」駅に到着
9:35 ホテル到着。荷物を預けていざ観光へ
10:00 「横浜マリンタワー」で展望フロアからの景色やアートギャラリーを楽しむ
12:00 ホテル内のレストラン「Anchor Grill Yokohama」でグリルランチを味わう
14:00 チェックイン&客室で荷物を整理
16:30 ルーフトップのテラスで夕暮れどきの横浜の景色を見ながら休憩
18:00 夕食はいざ「横浜中華街」へ! 本格的な飲茶に舌鼓を
21:00 ホテル内のバー・ラウンジでカクテル「ブルーアワー」「ヨコハマ」と夜景を堪能
22:00 広いバスタブにゆっくり浸かって、疲れを癒やす
22:30 就寝

【2日目】
9:00 ホテル内のレストラン「Anchor Grill Yokohama」で優雅な朝食を
11:00 チェックアウト
11:15 チェックアウト後、荷物を預けて「山下公園」を散策
13:00 みなとみらいや横浜をたっぷり観光
17:00 ホテルに戻って荷物を受け取り。帰路へ

唯一無二の景色や空間、アートに囲まれながら、横浜の魅力を五感で味わうことができる「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC」。ホカンスや自分へのご褒美、記念日のステイにもぴったりなこのホテルで、心地よいひとときを過ごしてみては?

■ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC(ざ・げーとほてるよこはま ばい ひゅーりっく)
住所:神奈川県横浜市中区山下町11-3
TEL:045-264-6040
チェックイン:14時 チェックアウト:11時
料金:1泊朝食付1室2万6964円~(2名、税・サービス料込) ※宿泊料金は変動する可能性がございます。
アクセス:横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街駅」4番出口より徒歩3分

Text:河野未夢(vivace)
Photo:河野未夢(vivace)、ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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