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このままでは夫の体重に追いつく…「10カ月で70kg→55kg」に成功の女性が昼食に多用した低カロリーな満腹食材

  • 2025.5.1

ダイエットを成功させるには、どうすればいいのか。AI食事管理アプリ『あすけん』の公式サイトでは、減量に成功した人たちの体験談を紹介している。今回は夫婦でダイエットに励んだ結果、2人合わせて−27kgの減量に成功!「お互いこんなにやせた姿を初めて見た(笑)」というよめさんのストーリー――。

ダイエット前後のよめさん夫婦
よめさん(42歳) 160cm、55kg。結婚11年目の旦那さんと2人暮らし。趣味は料理や洋裁。夫婦共通の趣味である“模型作り”が癒しの時間。
夫の体重に追いつく危機感…!

――ダイエットのきっかけについて教えてください。

結婚当初より体重が増えた実感はありましたが、あまり気にしていなかったんです。でも数年ぶりの健康診断でメタボで引っ掛かり、特定保健指導を受けることになってしまいました。

その場で健診会場とは別の部屋に呼び出され、定期的に健康状態を報告しサポートを受けるか打診がありましたが、「自力でやせます!」と約束して出てきました。言ったからには本気で取り組もうとダイエットを決意しました。

――太ってしまった原因は何でしたか?

料理が趣味で、水漬けパスタのレシピ本を自費出版で作ったんです。執筆にあたって試作でパスタを食べていたらどんどん太り、ついに体重が70kgになってしまいました。「このままだと夫の体重に追いついてしまう」と焦ったこともダイエットのきっかけになっています(笑)。

夫は成人してから常に80kg台で、数年前に保健指導で太り過ぎと診断されていたので、この機会に夫婦でダイエットすることにしました。

――ダイエットはどんなことから取り組みましたか?

食生活を変えようと思い、まずは毎日の食事と体重を記録することにしました。母が栄養士だったので、食に関する知識は持ち合わせている方でしたが、ダイエットに必要な栄養素や効果的な食材まではわかりません。最初は現状を把握するためにも、いつも通りの食事をあすけんに記録してみることから始めました。

――あすけんを使い始めたきっかけは何でしたか?

食事を変えようと思った時に、まず自分でカロリー計算をしてみたんです。かなり大変で、とてもじゃないけど毎食はできないと感じ、いくつかの食事記録アプリを試しました。

実はあすけんは初期の頃に使って記録がしにくいな……と感じてやめてしまったのですが、SNSで最近のあすけんの評判を知り、再度使ってみました。

すると以前のような記録のストレスはなく、プレミアム会員になるとPFCバランスが確認できたり、目的にあわせてコースが様々選べて便利でしたね。私は料理が好きなので、自分のレシピを残せる「MYレシピ機能」を特に活用しています。

食べたいものは諦めない!餃子は焼かずに茹でる

――ダイエット中の主な食事内容を教えてください。

朝食は8枚切りの食パン1枚と、オムレツや目玉焼きなどの卵料理にトマトやレタスなどの野菜を添えて食べていました。

脂質を減らすために、電子レンジやフッ素加工のフライパンを使って、油を使わずに調理していました。

脂質は決して悪いものではないのですが、なるべくお肉やお魚などの素材から出る油でとるように意識しています。例えばハムを食べる時はハムを先に焼き、そこで出た油で目玉焼きを作ったりしています。

――朝食はパンが多いのですね。

夕食でお米を食べることが多いので、朝はパンにしています。お米のほうがカロリーや栄養バランスが調整しやすいですが、なるべく違うものを食べたいという欲求や、食事の満足度を上げるためにもパンはやめませんでした。

ですが、食べすぎないように必ず「8枚切り」を選んでいました。「パンを食べた!」という事実があれば気持ちが満足するので、4枚切りなどしか買えなかった時は半分に切って食べる量を調整していましたね。

――昼食はいかがでしたか?

昼食は自宅で一人で食べるので、簡単に済ませることも。よく食べていたのは、白滝に醤油やお出汁で薄く味をつけた煮物です。白滝は食物繊維が豊富で、低カロリーなのに食べ応えがあるので、ダイエット中は重宝していました。

ヘルシー献立のカギは「作りおき副菜」

――では夕食はいかがでしたか?

夫婦が揃う夕食は1日の食事のメインでした。朝昼の摂取カロリーを計算して、夕食は目標カロリー内に収まる献立にしていました。

――どのようにカロリー計算していましたか?

食べる前にあすけんに入力して、カロリーや栄養バランスを確認していました。入力するうちに栄養バランスが整いやすいメニューがわかってきたので、そのメニューを固定化してローテーションで食べるようにしました。

――どんなメニューを食べていましたか?

サラダや酢の物、お浸しや煮物などの副菜です。毎食副菜を作るのは大変なので、週の頭に作りおきして1週間かけて食べていました。よくバイキングなどで見かける四つ切りのお皿を副菜4種で埋めて、それにお魚かお肉の主菜一皿、ご飯100gという献立です。

そうするとカロリーと栄養素が把握しやすく、足りない栄養素は翌週の作りおきに反映したり、時にはサプリメントで補ったりしていました。逆に目標カロリーまで余裕がある時は、主菜の分量を増やしたり、小鉢を追加したりします。

夕食の一例
副菜が複数盛られた夕食。栄養バランスを考えるうえで四つ切りプレートが大活躍

――副菜を作りおきして、最後に主菜を決めるんですか?

そうです。主菜は前日や仕事前に夫にリクエストを聞いていました。「なんでもいいよ」っていう日はこちらで決めて、餃子やお肉など、メニューや食材の希望があれば、それに合わせて作っていました。

――素晴らしいですね。旦那さんが羨ましいです(笑)

夫は苦手な食べ物があることもあり、希望を聞いていましたね。

――餃子はカロリーが高い印象ですが、ダイエット中も食べていましたか?

餃子は焼かずに茹でて脂質を抑えていました。食べたいメニューがあれば、調理法や量などでカロリー内になんとかおさまるよう調整するようになりましたね。ダイエット当初は「これしか食べられない!」と感じることも多かったですが、食事管理を続けるうちに調整することに慣れて、今ではゲーム感覚で楽しめています。

――間食はいかがでしたか?

おやつは1日200〜230kcalまでなら食べて良いと決めていました。夕食後に夫婦でお菓子をつまみながらお茶を飲む習慣があり、ダイエット中も続けていました。

ただ、食べるお菓子の内容や量は変わりましたね。ダイエット前は好きなものを好きなだけ食べていましたが、今は「お饅頭は1個90kcalだから1個だけにしておこう」とか「クッキー1枚で30〜40kcalあるから、和菓子のほうが食べ応えあるな」とか、無理に我慢せずカロリーを考えた上で食べるようになりました。

ハンバーガーを目指して8000歩!

――ダイエットの経過はいかがでしたか?

開始から2カ月半は全く体重に変化がありませんでした。自分のやり方が良くないのかなと感じて食事内容を変えてみたりもしましたが、「そもそもダイエットはそう簡単に変化が出るものではない」と思い、とりあえず続けることを意識しました。

そのうちに体重が減り始め、その後は月2.5kgのペースで落ち、70kgから55kgまでやせることができました。

体重の変化を記録したグラフ
最初こそ苦労したが、やせ始めてからは順調に減っていった(画像提供=あすけん)

――2カ月半動かなかった体重に変化が出た要因は何だと思いますか?

ウォーキングを始めたことかと思います。朝の散歩が習慣だった夫に付き合って、まずは2000歩歩くことから始めました。でも、車移動が多い生活だったので、「車で行ける場所にわざわざ歩いて行くなんて!」と歩くことにストレスを感じてしまい(笑)。

モチベーションを上げるために、毎日ランチに遠くにあるハンバーガーショップまで歩いて行くことにしました。

――ハンバーガーがご褒美だったんですね!

はい(笑)。そのお店まで歩いて行き、卵入りのチーズバーガーとブラックコーヒーを毎回頼んでいました。ダイエット中にハンバーガー? と思うかもしれませんが、糖質の多いケチャップは抜いてオニオンは増量するなどカスタマイズして、なるべく栄養バランスが崩れないように考えて食べていました。

1カ月間ハンバーガーをご褒美に歩いたらウォーキングが習慣化して、目的がなくても8000歩歩けるようになりました。

――ウォーキングが習慣化されたのですね。他にダイエットで効果を感じたことがあれば教えてください。

やはりコツコツと食事記録を続けて、カロリー調整をしたことが大きかったですね。最初に体重が落ちた時に、初めて「摂取カロリーが消費カロリーを下回ればやせるんだ」と実感できたんです。

自分のカラダはこれだけのカロリーで満たされると納得したことで、食べる欲求よりもカロリー調整の楽しさが優り、少量で満足感が得られるようになりました。大まかな食事記録の付け方でも体重に変化が出たので、カロリーを意識することは大事だなと気付かされました。

夫婦そろって「別人」と驚かれる

――旦那さんの体重変化はいかがでしたか?

夫はあすけんで食事記録はしていませんが、昼食以外同じ食事をとっていたのと、毎朝の散歩で12kg減量しました。出会ってからお互い今が一番やせています! 結婚してから初めて見る姿が新鮮ですね(笑)。

――ダイエット中、ご夫婦でどんな会話がありましたか?

体型が明らかに変わったので、「カラダの厚みが違う!」「ずいぶんやせたね!」など言い合って変化を確認しあっていました。

ダイエット後のお二人
横から見た際の“厚み”がずいぶんと変わったそう

――ダイエット成功後、周りの反応はいかがですか?

夫婦共通の友人に1年ぶりに会ったら「別人が2人いる!」と驚かれました(笑)。自分でも以前の写真を久しぶりに見返したら変化を感じて嬉しくなりました。

ダイエット前後のお二人
友人にも驚かれるほどの変貌ぶり!

――夫婦でダイエットに成功した秘訣があれば教えてください。

夫が協力的だったのは良かったですね。「ダイエット中ごはんが変わるけどいいかな?」って言った時に、もし「僕の食事は変えないで欲しい」と言われていたら、今に至っていないと思います。実際に、夫は以前お肉派でしたが、今は魚を食べる機会が増えました。一緒に挑戦してくれる人だったので、そういう意味ではラッキーでしたね。

――ダイエット後、体調面で変化はありますか?

健康診断で指摘のあったコレステロールが正常値に戻りました。投薬治療なしで、食事とウォーキングで改善したので「やればできるんだ!」と自信になりました。夫も高血圧があり通院していますが、医師にダイエット後の数値を褒められていました。

――今後の目標があれば教えてください。

ウォーキングを習慣化したことで、生活する上で必要な体力はつけられたのかなと思います。次は筋肉をつけるとカラダはどう変化するのか気になるようになりました。

なので、筋肉をつけるための運動やトレーニングをしたいですね。体重はあと5kg落としたいです。以前医師に「もうやせる必要はないけど、さらに落とすなら50kgまで」と言われたので、許可の出た限界までやせてみようかと(笑)。今の習慣を続けながら、健康的に目標を目指していけたらと思っています。

※本記事は個人の経験に基づいた内容になります。食事管理や運動は自身の体調を考慮して行ってください

取材・執筆/小菅 祥江

AI食事管理アプリ『あすけん』
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