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バスで、『優先席横』に立っていた老男性 近くの女性が席を譲ると…→男性が放った、“まさかの一言”に唖然…

  • 2025.5.11
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

公共の場では、見ず知らずの人とのちょっとしたやりとりが印象に残るものです。なかには心温まる光景もあれば、後味の悪い出来事も。今回はAさん(仮名)から届いた、「せっかくの気遣い」が思わぬ展開になってしまったという体験談をご紹介します。

優しさを示したのに…席を譲ろうとした女性と断る男性

ある日、混み合ったバスの中。Aさんは、優先座席の横に立っていた老齢の男性と、その前に座っていた若い女性のやりとりを目にします。女性は黒髪で、どこか外国の方のような雰囲気。日本語が通じないようでした。

それでも彼女は立ち上がり、身振り手振りで男性に席を勧めます。

ところが男性は「いやいや、ええから座ってて」と、にこやかに制止。女性は再び立ち上がり、またも席を差し出します。混んでいる車内で立っているのも気まずかったのでしょう。

声をかけた瞬間、豹変した男性

そのやりとりを見かねたAさんが、「この方、外国人のようですし、せっかく譲ってくれてるんだから座ってあげたら?」と声をかけたところ、空気は一変。

先ほどまで穏やかだった男性は突然激高し、「いらんこと言うな!ワシはええって言うてるやろ!」と怒鳴り始めたのです。

挙句の果てには、周囲の乗客に「ホンマこういうやつ迷惑やねん、なぁ?」と同調を求め出す始末。誰もが赤の他人で、誰も加勢せず、ただただ奇妙な緊張感が車内に漂うだけ。読者は身動きもできず、次のバス停で降りざるを得なかったそうです。

モヤモヤを残すのは「年齢」ではなく「態度」

この出来事が教えてくれたのは、「年配だから」とか「若者だから」といった話ではなく、人としての“受け取り方”と“伝え方”の大切さです。女性の善意は、言葉の壁を超えて伝わっていたはず。

それを否定するだけならまだしも、他人に怒りをぶつけるという行為には、多くの人が心を曇らせることでしょう。譲られたら感謝を。断るならば穏やかに。

誰もが気持ちよく過ごせる社会は、そうした小さな配慮の積み重ねから生まれるのかもしれません。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年5月1日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:30代女性