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客「お釣りは全部…」 配達員が驚いた“客のお願い”とは<フードデリバリーにまつわるエピソード2選>

  • 2025.5.23
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ここ数年で一気に選べるお店が増えた「フードデリバリー」。家にいながら、いろんなお店の味を楽しめるなんて、便利でうれしいサービスですよね。

そこで今回は、X(旧Twitter)に投稿され大きな話題を呼んだ、<フードデリバリーにまつわるエピソード2選>を紹介します!

1、ワガママすぎ!フードデリバリーを利用したお客の仰天リクエスト

2025年3月、はな(@ma2998401011501)さんが、「フードデリバリーを利用したお客さんの“ワガママな要求”」をX(旧Twitter)に投稿したところ、「めちゃくちゃ迷惑」「自己中」と注目を集めました。

いったいどのようなお客さんだったのでしょうか。

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移行します

はな(@ma2998401011501)2025年3月16日

1000円くらいの現金払いで
客『10,000で』
僕『ありがとうございます 10,000お預かりします(釣り札減る〜やだなー)』
客『お釣り全部500円で下さい』
僕『え?無理です そんな持ってないです』
客『じゃあ500円あるだけで良いですよ』
僕『それも無理です』

これは困ってしまうでしょう。

お客さんは、フードデリバリーの方なら小銭をたくさん持っていると思ったのかもしれませんが、両替として小銭を用意して持ち運ぶのは手間がかかるもの。銀行の両替機や窓口で両替すると、手数料が発生することもあります。釣銭を用意するには、それなりの経費がかかっているはずです。

このあと「無理です」と伝えると、お客さんは「じゃあ2,000円で」と1万円札を返すように言ってきたとのこと。自分勝手に思えるお客さんの行動には、モヤモヤしてしまうかもしれませんね。

お客さんの行動に呆れてしまう人もいたようです。お客さんだからといって、どんな要求も通るわけではありません。お店や施設を利用する際は、常識を考えて行動したいものですね。

2、現役フードデリバリー配達員が語る“注文の裏技”

2023年12月、とみ壱(@UETJUBER)さんが、「【UberEats注文者の皆さまへ】として配達をスムーズにするためのポイント」をX(旧Twitter)上に投稿したところ、「周知ありがとうございます」「ありがたい発信」などのコメントが寄せられ話題になりました。

どのようにしたら、配達がスムーズにいくのでしょうか。

とみ壱(@UETJUBER)2023年12月1日

【UberEats注文者の皆さまへ】
いつもUberEatsのご利用ありがとうございます。
注文の際に注意書きで配達先の目印を載せてくれるのは大変ありがたいです。記載があって配達員的に特に助かるのは

・表札は○○です

注文者の名前が「小林」の場合、配達員の端末には「小」しか表示されてない場合があります。お隣が「小平」さんとかだと誤配達の恐れがあります。同番地に複数戸建てがある場合、この記載はとても助かります。

・黒い車が停まってます(ナンバー1234)
車両の情報はありがたいです。ただ、「アクアが停まってます」と言われても車を乗らない配達員はピンとこないので、「ベンツ」とか「BMW」とかじゃなければ色+ナンバーが1番わかりやすいです。

・白い家の奥から3番目、向かいに赤の自販機があります。

具体的な情報はとても助かります。
「白い家」だけだと周りに白い家が沢山ある場合があります。+αの情報があると更に助かります。「クリーニング屋の隣です」とか近隣の目印になりそうなものを基準に記載されてるのも助かります。

・南側の二本の小道からは入れません。北側の道から入れます。

画像のようなお届け先の場合、この記載は助かります。地図表示では入れそうな道路が実は壁側で入れないというトラップがあります。間違えてしまうとその分お届けに時間がかかるので、わかりにくい入口の場合大変助かります。

これから寒くなってまいります。
皆さまのご注文、配達員一同お待ちしております。
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出典:とみ壱(@UETJUBER)さん

投稿者さんは、配達員さんが助かるポイントを4つ紹介されました。

・表札に出ている苗字を記載する(例:「小林」の表札が出ています)
・車種名ではなく色やナンバーを記載する(例:黒い車が停まってます。ナンバー「あ12-34」)
・家の外観等の具体的な情報を記載する(例:白い家の奥から3番目、向かいに赤の自販機があります)
・道への入り方を記載する(例:南側の二本の小道からは入れません。北側の道から入れます)

とてもわかりやすいアドバイスですね。注文の際に注意書きに少し情報を加えることで、お互いスムーズに、気持ちよく利用できそうです。

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、「記載はしてなかったですが一番大事なのは配達先(の入り口側)にちゃんとピンが立っていること。ピンがちゃんとその位置に立っていれば配達員もほぼ迷うことはありません。ピンズレが発生しなければ配達員が迷うリスクも減らせます」とのこと。

また「あとはマンションなどの方はマンション名ですね。隣にピンが立っていてマンション名を見て間違いに気づくパターンもよくあるので…」とのことでした。

配達先で迷ったことのある配達員さんは多いようです。今度配達を注文する際は、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてくださいね。

配達員さんに感謝の心を忘れずに!

今回は、「フードデリバリーを利用したお客さんの“ワガママな要求”」、「配達をスムーズにするためのポイント」といった<フードデリバリーにまつわるエピソード2選>を紹介しました。

自宅にいながらさまざまなお店の料理を楽しめる「フードデリバリー」。疲れた日やちょっとご褒美がほしいときに、おいしい料理を手軽に味わえるのは嬉しいですよね。

雨の日や真夏・真冬のような厳しい気候でも届けてくれる配達員さんには、感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

取材協力:はな(@ma2998401011501)さん、とみ壱(@UETJUBER)さん

※記事内の情報は記事公開時点の情報です