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「15年以上更新してきたのに…」『嵐』、“最後のライブツアー”開催発表への“嘆きの声”に賛否

  • 2025.5.7
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※TRILL編集部で作成・画像はイメージです

嬉しいのに、涙が止まらない──。
5月6日(火)、嵐が2026年5月31日をもってグループとしての活動を終了すること、そして“最後のライブ”を開催予定であることが報道されました。かねてより活動休止中だった嵐に関しては、いつか戻ってきてくれると信じて待っていたファンも多く、今回の発表はまさに“希望と終幕が同時に告げられた”ような出来事となりました。

特に大きな話題を呼んでいるのは、同時に発表されたファンクラブ新規入会の一時停止というニュース。新規入会の再開は6月2日(月)昼12:00を予定しているとの発表がありました。これは、ライブに向けての入会殺到や混乱を避けるための措置と見られますが、実はこの決定により、想定外の“涙”が広がっています。

「25周年で何もなかったから…」更新を見送ったファンの後悔

嵐のファンクラブは、会員資格の有効期限を過ぎると自動退会となり、新たに入会するには再度手続きが必要となります。
ここで話題となったのが、2024年11月のデビュー25周年に何の動きもなかったこと。再始動を待ち望むファンにとって、節目の年だったにもかかわらず特にアナウンスが無かったことで、「2025年も何もないのでは」と判断し、ファンクラブの更新を見送っていた人たちが少なからずいたのです。

こうした中で飛び込んできた突然の報道と新規入会停止の知らせ。
「ファンクラブ更新をやめた途端に…」と、胸を押さえるようなファンの嘆きがX(旧Twitter)などに広がりました。

“最後のチャンス”に間に合わない…ファン心理の揺れ

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

長年応援を続けてきたにもかかわらず、更新漏れや復活の兆しを感じられずファンクラブ資格を失ってしまったことに対し、悔しさややり場のない感情を抱くファンも多く、
「15年以上更新してきたのに…」「デビューからファンクラブに入っていたから切ない…」といった声には、単なる“後悔”では済まされない想いがにじみ出ています。

一方で、「信じて更新し続けたファンもいる」「更新が漏れていた自分も悪い」として、救済を求めるファンに対して厳しい声や、「かける言葉が見つからない」「かわいそうだな…」と共感する声など賛否が続出。

その温度差がネット上で小さな軋轢を生んでおり、誰かの悲しみが誰かを責める材料になってしまう構図に、心を痛めるファンも多くいます。

最後のライブ、チケットの行方は?

現時点で、嵐の最後のライブの詳細は明かされていませんが、過去の傾向を考えれば、ファンクラブ会員を対象にした優先抽選が行われる可能性は高いと見られます。

その際に懸念されるのが、2025年5月時点で入会していたファンが優先的に応募できるのかという点。
それだけに、今ファンクラブに入っていない人にとっては、優先応募があればこのままでは“最後の姿すら見られない”という現実が待っている可能性があるわけです。

更新を逃したファンの気持ちはあまりに切ないですが、運営側としても限られた座席や公演数の中で“どう公平性を保つか”という難題を抱えており、感情論だけでは割り切れない状況にあるのも確かです。

“嵐らしさ”に、最後まで期待したい

嵐はこれまでも一貫して、ファンとの絆を大切にしてきたグループです。
どんなときも丁寧な言葉で状況を説明し、感謝の気持ちを惜しみなく伝えてきた5人。その姿勢があったからこそ、嵐は20年以上にわたり、国民的グループとして愛され続けてきました。

だからこそ、多くのファンが信じています。
“最後の舞台”が、きっと誰にとっても温かく、希望の持てる形になると。

嵐と共に過ごした日々を思い出しながら、チケットが当たるかどうかに一喜一憂し、SNSで語り合い、涙する──そんな時間さえもまた、ファンにとっては「嵐の一部」なのかもしれません。

どんな形であれ、最後にもう一度、心から「ありがとう」を伝えられる日が来ることを願って。
そして、できることなら、これまで嵐を愛し、支えてきたすべてのファンが、その瞬間を共有できますように。


※記事は執筆時点の情報です