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“色”が決め手。2025年春の主役は“カラフルスニーカー”

  • 2025.4.30

この春の足もとは、“カラーで魅せる”が新常識

アディダスADIDAS)の「サンバ」旋風が一段落しつつあるいま、次なる注目株としてストリートで存在感を放っているのが、オニツカタイガーONITSUKA TIGER)やプーマPUMA)の「スピードキャット」など、カラーバリエーション豊かなスニーカーたち。その日の気分で選ぶもよし、コーデのアクセントにするもよし。鮮やかなカラーをまとったレトロスニーカーは、まさに2025年の気分を体現するキーピースだ。

このムーブメントと呼応するように広がっているのが、色を魅せるためのスタイリングテクニック。「ポップ・オブ・レッド」(赤を一点だけ効かせる着こなし)や、「サンドイッチ法」(トップスとスニーカーを同じ色で挟むコーディネート)といった、ストリート発のアイデアが、SNSやスナップを通じてじわじわ浸透中。

この春、ファッショニスタたちはどんな一足を選んでいる? 街でキャッチした最新スナップをチェックしよう。

レッド:差し色で魅せる、“意思ある足もと”

Tenis Puma Speedcat Go

「ポップ・オブ・レッド」と呼ばれる、赤を一点効かせるスタイリングが今、じわじわと注目を集めている。この新しいムードを手軽に取り入れるなら、まずは赤いスニーカーから始めてみて。

なかでも人気なのが、エミリー・ラタコウスキーも愛用するスリムなフォルムのプーマの「スピードキャット」や、アディダスの「ガゼル」などのレトロな名作モデル。ニュートラルカラーのセットアップに合わせて差し色にするのもよし、モノトーンの装いに合わせてコントラストを効かせるのもおすすめ。

ブラウン:新定番カラーで、こなれ感をアップデート

Street style

ロエベLOEWE)やミュウミュウMIU MIU)が火付け役となり、いまストリートでじわじわと浸透しているのが“ブラウンスニーカー”。これまでにもたびたび取り上げてきたブラウン人気だが、いよいよスニーカーでも新たな定番として存在感を放ち始めている。スタイリングは意外と簡単。くすみブルーやペールピンク、レモンイエローなど、パステルトーンとの相性も抜群。ロマンティックなスカートやスリップドレスに合わせて、大人ロマンティックなスタイルに仕上げてみて。

イエロー:ビタミンカラーで、春のムードを先取り

Street style Copenhague

生命力やポジティブなエネルギーを象徴する“イエロー”。その明るさを味方にすれば、春夏らしい軽やかなムードを足もとから演出できる。いま注目を集めているのが、再ブーム中のオニツカタイガー。クラシックな定番モデルを押しのけ、ファッショニスタたちのウィッシュリストを席巻中だ。

今季らしく取り入れるなら、スタイリングの相棒にはバミューダショーツを。なかでもブラウンとの組み合わせは、軽やかさと深みを両立した、間違いなしのカラーブロックに仕上がる。

オレンジ:難しいけどクセになる、上級者の選択

Mujer con bolsa boho y jeans con tenis

なかなかお目にかからない希少カラーながら、スタイリングと気分の両方を一気に引き上げてくれる“オレンジスニーカー”。この春夏は、王道のデニムタンクトップと合わせて、タイムレスな着こなしにエッジを加えるのが気分。

はじめてオレンジを取り入れるなら、すでに履き慣れたシルエットを選ぶのがおすすめ。手持ちのワードローブにも自然になじみやすく、コーディネートの幅も広がるはず。

ピンク:甘さと洒落感、どちらも叶える万能カラー

Mujer con tenis rosa fosforescentes

さりげなくロマンティックで、意外にも着回しのきく“ピンクスニーカー”。その繊細な色合いは、ミディドレスと合わせてオフィスルックを格上げするのにもぴったり。一方で、もっと大胆に、トレンド感たっぷりに履きこなしたいなら、オレンジのスカートやイエローのパンツと組み合わせるのも◎。ポップなカラー同士のコンビネーションが、春夏の気分を盛り上げてくれるはず。

ブルー:“ハズさない”カラーで、デイリーに活用

Mujer con tenis adidas color azul

最後に紹介するのは、頼れるブルースニーカー。バギージーンズや春夏の軽やかなセットアップに合わせれば、抜け感のある旬なバランスに。淡いトーンから遊び心のあるデザインまでバリエーションが豊富なので、自分らしい一足を選んで。

Text: Melisa Vargas Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.MX

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