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月曜日から“容赦ない”ストーリー… 朝ドラでの“急展開”に多くの視聴者から悲しみの声「今週は過酷だ」「一番泣いた」

  • 2025.5.26
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『あんぱん』第9週(C)NHK

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第9週「絶望の隣は希望」第41話が、5月26日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

嵩は卒業制作を完成させてから、寛の元へと急ぐが…

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『あんぱん』第9週(C)NHK

昭和15年1月、朝田家ではのぶ(今田美桜)の祝言の話が進み、釜次(吉田鋼太郎)たちは胸を弾ませていた。祝言は「ぜいたくは敵」というご時世がら、次郎(中島歩)が航海にたつ前に家族だけで祝うつもりだという。同じ頃、嵩(北村匠海)は卒業制作を仕上げたら、故郷に帰ってのぶに会い、気持ちを伝えようと作業に没頭していた。そんな嵩のもとにとある電報が届く。下宿から健太郎(高橋文哉)が慌てて持ってきた、その電報には「チチキトク スグカヘレ」の文字。寛(竹野内豊)の危篤に動揺を隠せない嵩だったが、電報を机の端っこに置き再び卒業制作に向かい始める。

「これを仕上げないと、伯父さんに顔向けできないから」という嵩に驚きながらも、教師の座間(山寺宏一)は「こいつが決めることだ」と嵩を見守った。窓に朝の光が差し込む教室で、嵩は完成した絵を眺めていた。座間は「お前らしいな」と言いながら、課程を修了したと認める。嵩が描いたのは、老若男女が行き交う明かりの灯る銀座の街。急いで汽車に飛び乗り、御免与商店街を走る嵩だったが、着いた時にはすでに寛は亡くなっていた。

号泣し、謝り続ける嵩に、千代子(戸田菜穂)は寛が残した言葉を伝えた。「最後まで描きあげんと、半端でもんてきたりしよったら、殴っちゃる……。嵩が決めた道や、嵩が生きる道や。投げ出すがは許さん。嵩も、千尋も、投げ出すがは許さん……」と。心が通じ合っていたと千代子は嵩に伝え、縁側で泣き崩れた。

SNSでは「卒業制作」のワードがトレンド入り。「嵩の卒業制作見せてあげたかったなぁ」「間に合ってほしかった」「人の命は待ってくれないのに…」「最後までよく頑張ったね」といった視聴者の声が集まっている。

『あんぱん』はお父さんがあっという間にいなくなる

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『あんぱん』第9週(C)NHK

“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、博多大吉が「予想してなかった……」とつぶやき、鈴木奈穂子アナウンサーも「月曜日からロスですよ、寛さんロスが月曜日からかと……」と驚きの表情を浮かべた。さらに大吉は「『あんぱん』はお父さんがあっという間にいなくなる。のぶのお父さんもそうだし、ニノさんもあそこしか出てきてない」と、のぶの父・結太郎(加瀬亮)と嵩の父・清(二宮和也)が早くに退場していることに触れた。

SNSでも「寛おじさん」「竹野内豊」といった関連ワードが多くトレンド入り。「急すぎて…気持ちがついていけない」「この後どんな地獄が待っているんだろう」「今週は過酷だ」「一番泣いた」「月曜日から容赦ない」といった悲しみの声が多く投稿されている。


NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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