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「ラスト5秒で涙腺崩壊」「つらすぎる」朝ドラで見せた“迫真すぎる演技”に、次期ヒロインを期待する声も

  • 2025.5.21
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『あんぱん』第8週(C)NHK

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第8週「めぐりあい わかれゆく」第38話が、5月21日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

SNSでは「豪ちゃん」「蘭子ちゃん」が揃ってトレンド入り

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『あんぱん』第8週(C)NHK

豪(細田佳央太)の戦死の報せに、悲嘆する朝田家。蘭子(河合優実)は一人感情を失っていた。皆が口々に「豪は立派だった」と言う中、押し黙る蘭子。一晩中眠れない蘭子に、のぶ(今田美桜)はかける言葉がない。数日後、豪の弔問に国防婦人会の面々やのぶの教え子たちが訪れる。生徒の平吉(藤本健翔)が「先生、わしらあもいつか兵隊さんになって、お国のために立派にご奉公したいがです」とのぶに話しかけると、隣に座っていた蘭子が逃げるように席を立つ。

空き地の石置き場に佇む蘭子は、豪と過ごした一時を思い返していた。それは照りつける太陽の下、石にノミを打ちつける豪に、蘭子が忘れ物を届けに行った時のこと。蘭子の履いている下駄の鼻緒が切れてしまい、豪は蘭子の前に跪き、自身に掴まらせ、下駄を脱がし、蘭子の足を自分の足に預けさせる。手拭いを裂いて、鼻緒をすり替えた。息が止まりそうな蘭子。そんな出来事を、かつて豪のいた場所を見ながら思い出しながらも、蘭子の瞳は乾き、相変わらず表情がない。

SNSでは「豪ちゃん」「蘭子ちゃん」がトレンド入り。2人の淡い恋愛を感じさせるシーンに「こんなエピソードを隠してたなんてズルいよ」「残酷で切なく悲しい場面だった」「豪ちゃんを見る蘭子の表情がいい」といった視聴者の声が寄せられている。

初めて感情を爆発させる蘭子=河合優実の演技に視聴者が圧倒される

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『あんぱん』第8週(C)NHK

駆けつけてきたのぶは、蘭子に命を賭けて戦った豪に対して「立派やと言いちゃりなさい」「豪ちゃんの戦死を、誰よりも蘭子が誇りに思うちゃらんと」と声をかける。軽蔑するような表情でのぶを見る蘭子は、「お姉ちゃん本気でそう思うちゅうがかえ? 男の子は兵隊になって戦争に行きなさい。命を惜しまず戦いなさい。豪ちゃんみたいに名誉の戦死をしなさい。戦死したらみんなで立派やと言いましょうって?」と問いかける。苦しみながらも「そうながよ」と答えるのぶに、蘭子は「そんなのうそっぱちや!」と感情を爆発させた。

泣きながら崩れ落ちそうになる蘭子。「うちは…うちは豪ちゃんのお嫁さんになるがやき!絶対にもんてきてよって言うたがよ!豪ちゃんももんてきますって言うたがやき!絶対にもんてきますって!」「戻ってこん…どこが立派やがで!」「うちは決して立派らあて思わんき!」と思いの丈をのぶにぶつけた蘭子は、ふらふらと歩き出し、心配して見に来た羽多子(江口のりこ)の胸で声を上げて泣き続けた。「豪ちゃんに会いたい」と。

SNSでは「ラスト5秒で涙腺崩壊」「蘭子ちゃんの叫びがつらすぎる」といった悲しみの声の一方で、「河合優実さんの演技力の凄さを見せつけられ朝から号泣」「近いうちに朝ドラ主役をして欲しい女優さん」といった蘭子を演じる河合優実の芝居に圧倒される視聴者が多く散見される。


NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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