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『新婚旅行』から帰宅した夫婦 しかし、家に“無断で食事した跡”が…→その後に発覚した、“衝撃の犯人”とは?

  • 2025.5.5
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

人生の新たなスタートを切る“新婚旅行”は、思い出深いイベントのひとつ。けれど、そんな幸せな帰宅の瞬間に、まさかの展開が待ち受けていたとしたら?
今回はAさん(仮名)が20数年前に体験した、「納得いかなかった新婚時代の出来事」をご紹介します。思わず「それはないでしょう」と言いたくなる、義家族との“ズレ”と“我慢”の記録です。

留守中に義家族が無断で食事会? 置き去りの皿に怒り心頭

新婚旅行で夫婦は海外へ6泊8日。長期の不在になるため、Aさんは部屋を片付け、冷蔵庫も整理して出発しました。
しかし帰宅して最初に目に入ったのは、和室の机の上に放置された、赤飯のこびりついた複数の皿——どう見ても、誰かが無断で来て食事をしていった痕跡でした。

鍵を持っているのは義両親だけ。つまり、Aさんたちが留守中に義家族が家に入り、勝手に食事をして帰っていたのです。しかも片付けは一切なし。

家は、夫がAさんと出会う前から建設中で、義両親も資金を出していたため、義母には「自分の家」という意識があった様子。結婚前から勝手に冷蔵庫や調理器具などを揃え、Aさんに相談があったのはシステムキッチンと洗面台の扉の色程度だったといいます。

“妻の気持ち”より“親の常識”を優先した夫の態度にも失望

当時Aさんは、新婚ということもあり、義家族との関係に波風を立てたくないと何も言えませんでした。
しかし後になって思えば、「旅行中に不審者が入ったので警察に通報したい」と義母に“相談するふり”でもしておけばよかった——と、悔やむ気持ちが今も残っているそうです。

それだけではありません。新婚生活が始まってからも、義母はアポなし訪問を繰り返し、家具や家電を勝手に選び持ち込んでくるという行動もエスカレート。Aさんは何度も夫にやめさせるようにと頼みましたが、夫の反応は冷たく、Aさんの要望は何も伝えてもらえませんでした。

義母の“支配欲”と、夫の“無関心”という二重の壁に挟まれながら、Aさんはただ耐えるしかありませんでした。

現在、義母は高齢となり、突然の訪問はなくなったものの、当時持ち込まれた家具や家電は今も生活の中に残っており、「なんで私はこんな家に住んでいるのか」と、ふとした瞬間に思ってしまうことがあると語ります。

家は「誰かのもの」じゃない。“ふたり”の暮らしを大切に

Aさんの体験は、「家族とは何か」「新婚とは何か」を改めて考えさせてくれるものでした。
結婚とは、ただ夫婦が一緒に暮らすということではなく、「ふたりで築いていく暮らし」を周囲も尊重すべきもの。義家族の“好意”や“常識”という名の介入が、いかに繊細なバランスを壊すかを教えてくれます。

そしてもう一つ忘れてはならないのが、配偶者の“味方であろうとする姿勢”。夫が一言「やめてほしい」と伝えてくれていたら、Aさんの苦労も怒りも少しは軽くなったかもしれません。

「家族だから言わなくてもわかる」ではなく、「家族だからこそ、きちんと伝える」。
そんな心がけが、誰かの“我慢”を減らす第一歩になるのではないでしょうか。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年4月28日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:50代女性、専業主婦