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【開封レポ】話題の《TEMU》… ゴージャス見えな「ジュエリーセット」買ってみた!ジュエリー好きの“ホンネ感想”

  • 2025.4.20

本物なら2000万円は下らないセットだが

海外の住所から、簡易包装にて「超豪華“風”ジュエリーセット」が届いた
海外の住所から、簡易包装にて「超豪華“風”ジュエリーセット」が届いた

スマートフォンでネットサーフィンをしているとしきりに現れる広告「TEMU(テム)」。中国企業が展開する通販サイトで、販売商品がどれもこれも激安なほか、何かにつけて99%オフなどの割引オファーが届くのが特徴です。キャッチコピーは「億万長者気分でお買い物」。庶民心をくすぐるフレーズではあります。

筆者(編集部員E)は、プライベートでは大のジュエリー好き。とはいえ近年の地金およびダイヤモンド、カラーストーンの価格急騰によって、手の届くアイテムはどんどん少なくなっている状況です(号泣)。

そんな強制的禁欲生活を強いられるジュエリー好きにとって、スマホにたびたび現れるTEMU広告の、王族が着けているのではと目を見張る超豪華風デザインのジュエリーセットは、偽物と分かっていても実物を見てみたい……本物は無理だからもう偽物でもいいや……と誘惑される不思議な魔力を放って見えたのでした。

念のためお断りしますが、これはTEMUのステマ記事ではなく筆者が勝手に自腹で購入し勝手にレビューしている開封レポです。

確かに億万長者気分だわ

ちなみにこれが、TEMUのサイト上に掲載されていた商品画像。おしゃれ!
ちなみにこれが、TEMUのサイト上に掲載されていた商品画像。おしゃれ!

さっそくTEMUのサイトに飛び「ジュエリーセット」と検索して商品を物色。リアルジュエリーなら一般の消費者は一生お目にかかれないような超超豪華なデザインばかりです。それらが1000~2000円台でずらり販売されているのだから、確かに億万長者な気分を味わえる。もしかしたら「これも買える」「あれも買える」…と眺めているときがTEMUは一番楽しい時間かもしれません。

とりあえず、本物ジュエリーなら手に入れられない豪華デザインでありつつも万が一“いい感じ”の商品だったら実用することを念頭に、大ぶり過ぎずクラシカルな雰囲気のものを選びました。セットの“メインルース”はグリーン。エメラルドをイメージしているものと思われます。

2150円なので何の抵抗もなく購入ボタンを「ぽち」。ちなみにもともとの価格のような「3014円」という文字がありますが(つまりお得感を強調している)、購入検討者の気を引くための架空価格表示のようにも思われます。

送り主とみられる住所は海外のものでしたが、注文から4日で届きました。思っていたよりかなり早い!

ちなみにサイト上に掲載されていた画像では、ペンダント、ピアス、指輪、ブレスレットのセットです。メインルースのエメラルド風と、脇石としてたっぷりのダイヤモンド風(メレダイヤ風だけでなく、バゲットカット風をぜいたくにもたっぷり!)。2025年現在の地金やダイヤの仕入れ値を考えれば、仮に本物の材料で作ろうとすればデザイン料を含めないとしてもTEMU価格の1万倍、つまり2000万円は下らないのではないでしょうか。

しかし2000円のジュエリーセットは簡素なビニール袋に入って届けられました。さっそく開封。商品自体の外装もシンプルなビニール製。そして中身は……。

幼い頃、クリスマスか誕生日に買ってもらったおもちゃのアクセサリー(お姫さまセット)を思わせる商品が現れました。サイト表記ではキュービックジルコニア、銅に18金ゴールドメッキ製とのことですが、その軽さからプラスチック感が否めません。エメラルド風に見えたメインルースは、エメ特有の青みが足りず良く言えばツァボライトのようなグリーンです。

とはいえ、ペンダントを着けてみると、手元でまじまじ見るより距離感が生まれたことで「あれ? 思ってたより割といい感じ!?」!?。おもちゃ感を増幅させていたペンダントのアズキチェーン部分も肩から後ろへ隠れるので、身に着けた方が安っぽさが軽減される印象です。

正直、ブレスレットを着けたときはテンションが上がりました。筆者は「いずれブレスレットも欲しい」と思いつつ、資金繰りを理由に目途が立たない現状。トータル2000円のセットとはいえメインも脇石もたっぷりしたデザインのブレスを着けたら「あーブレスってすてき(涙)。楽しい」と妙な感動を覚えたのでした。

向かいのデスクに座っている同僚にTEMUの商品なんだーと言いながら見せたところ「へえ~」とちょっと意外そうな表情を見せたので、超至近距離でなければ案外おもちゃには見えない可能性も?

※ ※ ※

個人的な予測として地金・ダイヤの高騰はこのまま続き、そうなると庶民がジュエリーに手が届くのはおそらくあと数年……下手したら1~2年。近い将来、自分が「もうTEMUでいいや(泣)、我慢して貧相なデザインに妥協するより私はやっぱ大ぶりが好きなんだ」と開き直る姿が見えないでもありません。

ただし、プライベートのジュエリー仲間たちに見せる勇気はさすがにありません! 素材をまじまじ見なくても、デザインの立派さから一目で偽物おもちゃと見破られてしまいますから。ゴージャス感をカジュアルに楽しむ選択肢として、この手の商品にも存在価値はありそうです。

(LASISA編集部)

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