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【Uber配達員】 時給換算はいくらになる? すべてのリクエストを受けてみた結果→驚きの“金額”に「健闘した」

  • 2025.4.29
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

マツトシthe配達さん(マツトシさん)が、フードデリバリーの仕事に関するお役立ち情報動画をアップするYouTubeチャンネル『マツトシ』。同業者やフードデリバリーの仕事に関心がある人を中心に支持を集め、チャンネル登録者数は1.4万人(2025/04/17現在)を超えています。

今回は数ある動画の中から『【Uber Eats(ウーバーイーツ)配達】新アルゴリズム後の料金で、来たリクエスト全部受けたら、時給換算はいくら!?』をピックアップ。1.2万回(2025/04/17現在)再生されたこの動画では、マツトシさんが一定時間、ウーバーイーツの配達員としてリクエストを全部受けて配達したら、時給換算でいくらになるか検証しています。

見積もり時間・距離と実走の差は?

今回は「配達依頼のリクエストを全て受けて配達した場合に、売上を時給換算したらどうなるか」を検証。

撮影日は2025年2月6日木曜日。午前11時35分からスタートです。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

1件目のリクエストは、配達料320円、見積り配達時間13分、見積り距離2.4km。「ミツオ」とよばれる最低金額提示の配達です。

マツトシさんいわく「配達距離2.4kmというのは、ミツオ案件のなかでもわりと長いほう」なのだとか。「普通だったら引き受けないのですが、今回はやります」ということで、引き受けました。

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出典元:『マツトシ』(Youtube)

お店で商品をピック(受け取り)しに行くと、2袋。注文の量としては多い方なので、配達料金にも反映されると期待したマツトシさんでしたが…終わってみると、ミツオのまま。

配達が終わり、見積の時間・距離と比較します。結果は、配達にかかった時間が17分40秒、距離が3.62kmと、いずれも見積もりをオーバーしています。「これが見積もり詐欺なんじゃないかと思います」とマツトシさん。

ただ、自宅からオンラインにして配達に出るまでに、多少時間がかかるので、1件目は時間・距離ともにオーバーするのは仕方ないそうです。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

2件目、3件目と配達をこなしている中「見積もり配達時間25分、見積もり距離5.5km、配達料1,050円、ダブル」というリクエストが入ってきました。

「ダブル」とは、店舗2件分の注文を1人の配達員が引き受けること。マツトシさんいわく「悪くないっすね」とのことです。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

2店舗分の配達を完了し、見積もりと実際の作業量をチェック。時間も距離も見積もりをかなりオーバーしました。

5分違うだけでも、時給換算したときに影響がありそうです。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

さまざまなタイプのリクエストを引き受け、結果発表!

次々とリクエストに応えるマツトシさんのもとに「配達依頼レーダー(複数のドライバーにリクエストを出す仕組み)」によるリクエストが2本届きました。しかし、そのうちの1本はすぐに他のドライバーとのマッチングが決まってしまいます。

その後「ミツオ=320円」のリクエストを受注。

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出典元:『マツトシ』(YouTUbe)

8件目のリクエストも「ミツオ案件」。商品をピックしようと店舗に向かっていると、店舗からの注意事項がスマホに表示されました。「配達用バッグを持参しないと、商品の受け渡しを拒否する」という内容です。

「バッグを店内に持って行くと、邪魔になるから持ち込まないスタイルなんですが、仕方ない。悪い輩(やから)対策でしょうね」とマツトシさん。どうやら、一部のドライバーが商品をメットインに入れているそうです。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

9件目・10件目は「ダブル」のリクエスト。10件目の配達料金は少し高めの412円。「ダブルにしてはちょっと高いな」と思いましたが、その理由は配達先が六本木ヒルズだったからのようです。高層ビルへの配達は高めに設定されているのだとか。

結果的には、比較的低層階で「ロビーでお待ちください」と指示があり、依頼主がすぐに出てきてくれたのでスムーズに引き渡しできたそうです。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

計10件の配達を完了したところで結果発表!

2時間24分稼働して乗車数は10。クエスト(稼働状況に応じて得られるインセンティブ)を除く正味の料金は3,924円。時給に換算すると、1,635円になり「健闘した」と自身を評価しました。

マツトシさんさんは、リクエストが来たときに吟味して選ぶタイプだったそうですが「リクエストがあまり良くない時期は、選ばずにリクエストを受諾したほうが効率は上がる。その日その日の状況によって、臨機応変に稼働スタイルを変えた方がいいと思った」そうです。

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出典元:『マツトシ』(YouTube)

視聴者の反応は…

投稿元のコメント欄には、配達員として働く方からさまざまな意見が集まっていました。

私は福岡市内エリアで稼働中ですが、320円(ミツオ)は2km以下しか取らないですね!!!
時間よりも距離を考慮し仕事を厳選しなくては経費ばかりが嵩んでしまう。

ドライバーのみなさんも、いかに収益を上げるかいろいろ考えながら仕事をしているのだと分かる動画でした。


動画:『【Uber Eats(ウーバーイーツ)配達】新アルゴリズム後の料金で、来たリクエスト全部受けたら、時給換算はいくら!?
協力:『マツトシ

マツトシ
Uber Eatsや出前館、menu、Woltなど、ほぼ全てのフードデリバリーを経験。2021年から、フードデリバリーの仕事に関する情報をYouTubeにUPしている。
・X:マツトシthe 配達くん

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。