1. トップ
  2. 大人なら10秒で解きたい!「5863−3624」→暗算できる?

大人なら10秒で解きたい!「5863−3624」→暗算できる?

  • 2025.5.8
undefined

今回の計算問題はたった二数の引き算です。

しかし、ただの二数ではなくどちらともが四桁かつ繰り下がりが発生するような数字設定になっていますね。これでは筆算をするなどして解かなければいけなくなります。

そこで、一つ工夫を加えて楽に計算してみましょう。どんな工夫をしたら良さそうか考えてみてから解いてみてください。

問題

次の計算をしなさい。
5863−3624

一の位の数が近いというところに工夫のしがいがありそうですね。

解説

この問題の答えは「2239」です。

計算を難しくさせる要因の一つである繰り下がりをしないで解いていきたいです。

そこで、引かれる数に工夫をしていきましょう。

今回は一の位がそれぞれ3と4ですが、もしもどちらともが4なら引き算を計算しやすくなりますよね。

つまり、5863に1を足して引き算をしてから、勝手に足した1を後から引いて帳尻を合わせます。

  5863−3624
=5863+1−3624−1
=5864−3624−1
=2240−1
=2239

2240−1も繰り下がりではありますが、暗算で十分解ける難易度ですね。

まとめ

今回の計算問題は、普通に解くと繰り下がりがあり筆算をしたくなる引き算でした。

しかし、引き算をしやすいように数字を調整するというワンポイントで計算がかなり楽になります。

調整するために足したり引いたりした分は最後に帳尻を合わせることを忘れないようにしましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。