あなたはどんなときにストレスを感じやすいでしょうか。人が生きているうちにストレスのない生活を送ることはほぼ不可能であり、大なり小なりストレスを感じながら生きることになります。しかし、自分がどんなときにストレスを感じやすいかを知っていれば、予防や被害を最小限にできるかもしれません。そこで今回は、あなたが“ストレスを感じる原因”を心理テストで探ってみましょう。
目を閉じたときに、どんな景色が浮かびますか? 直感でお答えください。
1.海
2.遊園地
3.お花畑
4.自分の部屋
1.海を選んだ人は「自分のいる環境」
海を選んだ人は、自分のいる環境がストレスを感じる原因かもしれません。あなたはどこか遠くで静かなところで安らぎたいと思っていないでしょうか。日々の忙しさや喧噪など、落ち着かない毎日を過ごしながら少しずつストレスを溜めているのかもしれません。
海を選んだことは、開放的な気分を求めていることが表れています。自分が自由に過ごせる場所を求め、何もしなくて良い安らぎを願っていないでしょうか。特別な贅沢を願うというよりも、ただ静かにゆっくりと休みたいのかもしれません。
自分が周りの環境に影響されて、自分まで落ち着かなくなっていることを危惧していないでしょうか。ゆっくり安らげるところに気軽に行くことは難しくても、日常の中で気軽に周りの環境をシャットダウンできるような取り組みが必要かもしれません。定期的に気持ちをリセットしてくことで、心の安定を保ってみてはいかがでしょう。
2.遊園地を選んだ人は「コンプレックス」
遊園地を選んだ人は、コンプレックスがストレスを感じる原因かもしれません。あなたは他人にと比較しやすく、自分の価値が低いと思っていないでしょうか。ミスや失敗があると、“何で自分はそんなことをしてしまうのか”と、原因追求よりも自己否定をしてしまうかもしれません。
遊園地を選んだことは、理想的な自分を求めていることが表れています。「○○だったら良いのに…」と願うばかりで、今の自分を否定し続けて認めようとはしていないのかもしれません。
自分の理想を真剣に求めるためには、どんな自分であれ受け入れていくことが必要ではないでしょうか。自分が変わるための手段があっても、自分自身を受け入れていないとそれが本当に合っているかの判断ができないでしょう。中立的な気持ちで自分の現状を認識していくと、案外気づいていない自分の良いところに気がつけるのかもしれませんね。
3.お花畑を選んだ人は「先行きが見えないこと」
お花畑を選んだ人は、先行きが見えないことがストレスを感じる原因かもしれません。あなたは予定が決まっていなかったり先行きが見えなかったりすると、不安を感じやすいのではないでしょうか。未来についての心配をすることが多く悩みやすいので、考え事から解放されてスッキリしたいと思っているかもしれません。
お花畑を選んだことは、焦りやすさが表れています。特に誰かから急かされているわけではなくても、何となくいつも焦っていないでしょうか。漠然とした不安感が焦燥感を生み、何となく落ち着かない気分でいることが多いかもしれません。
見通しや筋道を誰かが立ててくれることに安心をしていないでしょうか。自分で決めても自信が持てないので、人を頼りにしやすくなるかもしれません。自分を見つめて何に囚われているかを見つけられれば、漠然とした不安感は解消するでしょう。
4.自分の部屋を選んだ人は「人間関係」
自分の部屋を選んだ人は、人間関係がストレスを感じる原因かもしれません。あなたは人と一緒に居ることを楽しみながらも、どこか疲れていないでしょうか。人付き合いや複雑な人間関係に巻き込まれて、ただ楽しむだけではいかないのかもしれません。
自分の部屋を選んだことは、トラブルに巻き込まれやすさが表れています。人の良い性格で話を聞いているうちに、気がつけば当事者のようになっていないでしょうか。揉め事や解決の話し合いなど、当たり前のようにその場にいるかもしれません。
煩わしさから解放されて、自分だけの時間を楽しみたいと思っていないでしょうか。人が良くて断り切れなくても、いつも自分の時間を犠牲にするのは止めた方が良いかもしれません。自分の時間を楽しんでリフレッシュすることで、友人知人との時間も大切にしていきましょう。
ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう!