「何に見える？」あなたが“この先抱えそうな不安”がわかる心理テスト

2025.6.12

不安になってしまうと、沈んで落ち着かない気持ちになってしまいます。考え方も後ろ向きになってしまったり、視野も狭くなり、どうしようもないような気分になることもあるでしょう。不安になる時というのは、その前に不安の芽のようなものが出てきているものです。すでに予兆があるかもしれません。あなたが“この先抱えそうな不安”はどんな不安か、探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.円グラフ

2.オレンジ

3.車輪

4.カットしたホールケーキ

1.円グラフに見えた人は「仕事の不安」

図形が円グラフに見えた人は、この先仕事の不安を抱えそうです。仕事が順調に行かなくなり、仕事のことを考えると気持ちが沈むような状況に陥ってしまうのではないでしょうか。今もすでになんとなく、仕事に対しての不満のようなものを抱えており、順調ではなくなってきているかもしれません。

このタイプの人は、仕事熱心で、良い仕事をしたい人でしょう。お金のためにテキトーに仕事をするのではなく、できる限り良い仕事がしたいと思っているのではないでしょうか。周りも同じような気持ちで仕事をしている時はとても楽しく仕事ができるのですが、温度差が出てきてしまうと、だんだん不安が膨らんできてしまいそうです。

おそらくあなたの意欲は変わらないのですが、周りの意欲の低下によって引っ張られてしまう可能性はあるでしょう。投げやりな気持ちになってしまい、投げやりな気持ちで仕事をしている自分に嫌気を感じてしまいそうです。そういう時は、あなた自身のスキルアップなどに力を注ぎ、周りに気持ちを引っ張られないようにすることが大切でしょう。

2.オレンジに見えた人は「家族の不安」

図形がオレンジに見えた人は、この先家族の不安を抱えそうです。家族の誰かの先行きに対して不安を感じるようになってくるのではないでしょうか。今でもうっすらと不安は感じているようですが、徐々にその不安が現実味を帯びてきてしまいそうです。やっぱり思った通りの方向に進み始めたと感じるのではないでしょうか。

このタイプの人は、計画的で、先を見越して行動したい人でしょう。そのため、家族のことも先回りしてあれこれと考えを巡らせることが多そうです。まだわからないことも、今のうちから不安になってしまい、気持ちが落ち込むこともあるのではないでしょうか。そして実際に予想通りになってくると、余計に不安を膨らませてしまいそうです。

家族のこととはいえ、あなたは自分のこと以上に思い悩んでしまいがちでしょう。家族自身がそれほど問題に感じていなかったりすることも、あなたの不安を大きくする要因かもしれません。そういう時は、今自分にできることは何かを考えるとよいのではないでしょうか。家族を動かすことはできませんが、あなたにできることも多少はあるはずです。

3.車輪に見えた人は「お金の不安」

図形が車輪に見えた人は、この先お金の不安を抱えそうです。今はまだそこまで逼迫している状況ではないかもしれませんが、多少不安を感じたりすることはあるのではないでしょうか。欲しいものがあったりすると、我慢できず買ってしまい、後で皺寄せがくることが多いのかもしれません。

このタイプの人は、浪費家でこだわりの強い人でしょう。おそらく買い物に関しては妥協ができず、諦めることも苦手そうです。一度スイッチが入ってしまうと、欲しい気持ちが高まってしまい、後先考えずに手に入れようとしてしまうのではないでしょうか。そのせいで、お金の不安は実は知らないうちに、徐々に膨らんできているのかもしれません。

この先不安を大きくしないためには、今のうちに家計の管理を見直すことが大切でしょう。なんとかなるとたかを括っていると、どこかで不安が膨らんでしまうことになりかねません。まだ不安が微かなうちに、見直しておくことで先々の見通しが立ち、今感じているうっすらとした不安も消えてくれるのではないでしょうか。

4.カットしたホールケーキに見えた人は「健康の不安」

図形がカットしたホールケーキに見えた人は、この先健康の不安を抱えそうです。今あなたはなんとなく健康面で不調を感じているのではないでしょうか。どこか悪いところがあるのではないか、このままでは良くないのではないかと思いつつも、そこまで大きな問題ではないと問題を先送りにしているようです。

このタイプの人は、楽天的で回避的な人でしょう。何か不安なことがあると、見なかったことにして遠ざけてしまいがちなのではないでしょうか。健康面で不安があっても、気のせいだとか疲れだとか思って見ないふりをしてしまうようです。このまま不調が治ればいいのですが、今よりも傾いてしまった時に、一気に不安が膨らんでしまいそうです。

この先不安を大きくしないためには、今のうちに健康面をしっかりと見ておくことが大切でしょう。生活習慣や仕事量の多さなど直せる部分は直したほうがいいかもしれませんし、必要なら病院へかかる方がいいでしょう。取り越し苦労かもしれませんが、今きちんと向き合って、動いておくほうが賢明そうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。