未受診で出産する女性→無視してきたお腹の子の訴えに気づき…咄嗟に取った行動

現役助産師である、おたんこ助産師（＠otanko_mw）さん。働いている時に経験した出産話や友人から聞いた体験談をInstagramで発信しています。

救急で運ばれてきた未受診の妊婦さんが出産。話を聞くと、当時付き合っていた男性に妊娠を告げると連絡が取れなくなってしまったとのこと。そして誰にも相談できないまま、お腹はどんどん大きくなっていき…。さすがに病院に行かないと、と思ってい矢先に陣痛が始まってしまったそうで…？

お腹の声を聞いてこなかった

さすがに病院を受診しなければと思っていた女性。そんな中、陣痛が始まり、激しい胎動、そして破水が…。その瞬間、「赤ちゃんの声を無視し続けていたんだ…」と気づいた女性は、咄嗟にスマホを手に取り、助けを求めたのでした。

誰にも相談できず、お腹が大きくなっていくなかで、「未受診だったことを責められるのでは」という不安から病院に行けなかった女性。それでも、迫る出産の中で赤ちゃんのSOSに気づき、勇気を出して行動できたことは本当に大きな一歩です。

投稿元には、「親の事情は赤ちゃんには何も関係ない」「助けてってすぐ言える環境があればいいけどみんながみんなそうではない」といった声が寄せられていました。どんな事情であれ、赤ちゃんには何の責任もありません。そして、“助けて”と言えない状況が存在するという現実も、私たちが向き合うべき問題だと感じさせられます。

Instagram：おたんこ助産師（＠otanko_mw）