大人になってからだと累乗の記号や意味を忘れてしまった方が意外と多くいます。
今回は累乗の基本の仕組みと注意点をまとめて振り返っていきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
8^2÷4
(8^2は8の2乗を表しています。)
解説
この問題の答えは「16」です。早速、累乗の計算を復習しましょう。
〈累乗の計算方法〉
・同じ数を何度か掛け合わせること。
例えば、2^3=2×2×2、4^2=4×4
では、計算を進めていきます。
8^2
=8×8
=64
残りの計算もやって答えを出していきます。
8^2÷4
=64÷4
=16
これで計算は完了しましたが、累乗の注意点も振り返ってみましょう。
まず、一番多い間違いは累乗の記号を掛け算の記号としてしまうことです。
8^2
=8×2
=16
とすることは絶対にしてはいけません。
ちなみに2乗の計算はある程度覚えておくと楽になります。以下を見ながら覚えきれていないものは覚えておきましょう。九九の範囲は割愛します。
10^2=100
11^2=121
12^2=144
13^2=169
14^2=196
15^2=225
もちろん、他のものも覚えておくにこしたことはありません。
まとめ
累乗の計算は数字が大きいので厄介に感じることも少なくありません。
日常生活ではほとんど目にしないものなので、こういった機会にしっかりと復習しておきましょう。
累乗はある程度覚えてしまうことも効率的ですよ。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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