今回は小学校で習った計算問題を復習していきましょう。
掛け算、足し算、引き算と三種類の記号が登場しているので、複雑な問題のようにも感じます。
しかし、注目するべきは0が含まれているというところですね。
0がある計算はどんなところが簡単になるのか振り返ってみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
6×0+6−6
スピードを意識して解いていきます。
解説
この問題の答えは「0」です。
引き算を掛け算の特殊な場合(負の数を足している)と考えると、この問題は掛け算と足し算の二つが組合わさっていることになります。その場合は、計算する順番が決まっていました。
計算の基本的な順序
・まずは掛け算を計算する。
・次に足し算を計算して答えを出す。
※引き算、割り算はそれぞれ足し算、掛け算の特殊な場合と捉える。
つまり、掛け算(割り算)→足し算(引き算)の順に計算をするということですね。
この順序に従うと、まず始めに計算するべきなのは6×0になります。ここで、0を含む掛け算が登場しました。
0を含む掛け算は、答えが必ず0になる。
よって、残りの計算は
6×0+6−6
=0+6−6
=6−6
=0
となります。この計算を5秒以内に出来れば、計算力は十分高いといっても良いかもしれません。
まとめ
まずは計算順序を確認していきました。掛け算(割り算)→足し算(引き算)の順はどんな問題でも共通なので忘れないようにしましょう。
次に、0を含む掛け算は答えが必ず0になるということも振り返りました。ただし、答えが必ず0になるのは掛け算だけなので注意が必要です。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。