ドラマや映画では、あの人気女優が体当たりな演技を見せる作品も多くあります。今回は、そんな“濃厚シーン”が衝撃！アイドル出身の女優5名をセレクトしました。
本記事では第二弾として、満島ひかりさんをご紹介。満島さんが演じた、生と死の狭間で人を死ぬほど愛した女性とは…？
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
壮絶な愛の物語…“濃厚シーン”が衝撃！アイドル出身の女優・満島ひかり
- 作品名：映画『海辺の生と死』
- 公開日：2017年7月29日
- 役名：大平トエ
あらすじ
島尾ミホの同名小説や島尾敏雄の小説『島の果て』などを原案に、監督/脚本・越川道夫で映画化。
昭和19年12月、第2次世界大戦末期の奄美群島はカゲロウ島に、海軍中尉の朔（永山絢斗）が率いる部隊が島に駐屯することに。そんなある日、国民学校の教員である大平トエ（満島ひかり）のもとに、朔が本を借りにやってきます。
子どもたちと親しく、軍の宴会よりも島唄を覚えたいという朔に惹かれていくトエ。やがて、お互い惹かれ合った2人は一夜を共に過ごす関係になります。しかし、激化していく戦争によって、朔の部隊に出撃命令が下されるのでした―。
全てをさらけ出した演技に脱帽…映画『海辺の生と死』での濃厚シーンが話題に！
満島ひかりさんは、1997年に7人組ダンスボーカルユニット「Folder」でデビュー。グループの活動休止後、グラビアやタレント活動を経て女優デビューを果たします。2009年公開の映画『愛のむきだし』での演技が高く評価されると、その後多数の話題作に出演し演技派女優としての地位を確立しました。
そんな満島さんは、映画『海辺の生と死』で体当たりな演技を見せます。本作で満島さんは、永山さんとの濃厚シーンを自然体に、そしてリアルに演じました。一糸まとわぬ姿で、まるでアートのようにスラっとした繊細なスタイルを披露しています。満島さんの濃厚シーンと高い演技力に対し、「彼女の独特の間と島唄が切なく、心に深く残る作品」「素晴らしすぎる」「とんでもない」と、視聴者からは絶賛の声が寄せられていました。
素晴らしすぎる演技に目が釘付け…満島ひかりの今後の活躍も要チェック！
映画『海辺の生と死』で、永山さんとの濃厚シーンを演じた満島さん。もちろん濃厚シーンも見どころではありますが、満島さんの真っすぐで切ない演技も魅力です。戦時中という辛く苦しい状況のなか、無邪気でどこか狂ったように恋をするトエの姿に心を打たれます。また、沖縄出身の満島さんだからこそ出せる方言や間の取り方が、作品に入り込める要素となっています。
今後も、満島さんの“他を寄せ付けない演技力”に注目しましょう！
ライター：天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
※記事は執筆時点の情報です。