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凄まじい名演にオファー殺到…!【悲劇のヒロインがハマり役の女優】ヒット作を支えた“悲壮感が半端ない”演技が話題の女優は?

  • 2025.3.28

映画やドラマには、思わず感情移入してしまう“悲劇のヒロイン”が多く登場します。今回は、そんな“悲劇のヒロイン”役がどハマりしている女優5名をチョイスしました。

本記事では、第1弾の木村多江さんをご紹介。木村さんが演じた、視聴者を恐怖のどん底に陥れた女性とは……?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

伝染する恐怖…“悲劇のヒロイン”役がどハマりしている女優・木村多江

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(C)SANKEI
  • 作品名:ドラマ『リング~最終章~』『らせん』
  • 放送期間:1999年1月7日〜3月25日、1999年7月1日〜9月23日
  • 役名:山村 貞子/山村 志津子

あらすじ

鈴木光司によるミステリ・ホラー小説『リング』を基にしたオリジナルドラマ。続編として、ドラマ『らせん』が放送されました。

ある4人の男女が、それぞれ別の場所で同時刻に変死。週刊誌記者の浅川和行(柳葉敏郎)は、この不可解な死について取材する中、亡くなった学生らが宿泊した貸し別荘で“呪いのビデオ”を見てしまいます。

浅川が相談した文化人類学者の高山(長瀬智也)によると、テープに呪いの念写をしたのは、超能力者・山村志津子(木村多江)とのこと。どうやら「志津子は50年前に亡くなった」とのことでしたが、志津子は生存していました。

ところが、取材を進める中で志津子が死亡。実は、テープに呪いの念写をしたのは志津子ではなく、志津子の娘・貞子で─。

可哀想にもほどがある…!?ドラマ『リング~最終章~』、『らせん』で呪いの女を熱演!

ドラマ『リング~最終章~』、『らせん』で、山村貞子・山村志津子を演じた木村多江さん。木村さんは透明感のある和風美人な顔立ちで、落ち着いたおしとやかなイメージがある女優です。そんな木村さんに災難が降りかかるたび、とても可哀想で目も当てられません。木村さんだからこそ、悲劇的なシーンがより心に刺さります。

また、木村さんのイメージと人々を呪い殺すような恐怖の象徴となる貞子とのギャップに衝撃を受けた方も多いでしょう。その結果、歴代の貞子のなかでも特にインパクトが強い存在となっていると言っても過言ではありません。白目を剥いてはにかむシーンなどは、怖すぎて目をそらしたくなるほどです。まさに、木村さんがハマり役だと言えます。

悲劇のヒロインは貞子以外にも!木村多江の今後も要チェック!

ドラマ『リング~最終章~』、『らせん』で、悲劇のヒロイン的存在である貞子を演じた木村さん。

この出演をきっかけに、不幸が続くヒロインを演じることが増えたそうです。ドラマ『救命病棟24時』、『白い巨塔』など、さまざまな作品で悲しく幸が薄そうな女性を演じているため、視聴者から「木村さんの役はいつも可哀想」「幸薄そうな雰囲気がいい」などの声が上がっています。

悲劇のヒロイン役で木村さんの右に出る役者はいないのでは?というほど、「木村多江さん=幸薄役」のイメージは定着しているのかも知れません。

今後も、木村多江さんの“心に刺さる迫力の演技”に注目しましょう!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。