数々の作品でインパクトを残す大物女優の中には、意外な経歴を持つ方も少なくありません。そこで今回は、実は“元アイドル出身”の大物女優5名をチョイスしました。
本記事では、その中から満島ひかりさんをご紹介します。
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
1997年に7人組ユニットとしてデビュー!満島ひかりの経歴は?
- グループ名:Folder
- デビュー:1997年
経歴
満島ひかりさんは幼い頃、芸能プロダクションの沖縄アクターズスクールが開催する「安室奈美恵を目指せ!NEW・SUPER MONKEY'Sオーディション」で優勝を果たします。その後、三浦大知さんらで構成された7人組ユニット・Folderに参加し、アイドルとしてデビューしました。
Folderとしてヒット作を生み出し、多数の音楽番組に出演して成功を収めるなか、映画『モスラ2 海底の大決戦』に子役として出演。これをきっかけに、満島さんの女優としてのキャリアが動き始めます。
アイドルグループの活動休止後、グラビアやタレント活動を経験しながら本格的に女優業を始めた満島さん。2008年公開の映画『愛のむきだし』で数々の賞を受賞し、大物女優への切符を手にしました。
満島ひかりの代表作!映画『愛のむきだし』の魅力とは…?
ドラマ『Woman』や『カルテット』、映画『愚行録』や『海辺の生と死』など、さまざまな代表作が挙げられる満島ひかりさん。その中でも、満島さんが女優としてブレイクしたきっかけである映画『愛のむきだし』は、満島さんの経歴を語る上で外せない作品です。
映画『愛のむきだし』で、満島さんは男を毛嫌いしながらも、女装した主人公に恋をする女性・尾沢洋子を演じています。本作は3時間57分という長時間作品である点と、実話を基に制作されていることから多くの注目を集めました。
そんな長時間の上映時間であることを忘れさせるほど、驚異的な体当たりの演技を魅せたのが満島さんです。人間の本能的なエネルギーを全てむき出しにした体当たりの演技で、数々の映画新人賞を総なめにしています。特に、1発OKを出したと言われている長いセリフのシーンには度肝を抜かれること間違いなしです。
まだ映画『愛のむきだし』を観たことがない方、また本記事を読んで映画『愛のむきだし』に興味を持っていただけた方は、ぜひ鑑賞してみてください!
Folder時代の苦悩を糧に…!満島ひかりの今後の活躍にも要チェック!
7人組ユニット・Folderは三浦大知さんの脱退をきっかけに、女性5人組ユニット・Folder5へシフトチェンジ。しかし、Folder・Folder5共にセンターを飾ることがなかった満島ひかりさんは、アイドルとして大成するのは難しかったのかもしれません。
そんな中、女優のお仕事に活路を見出したそうです。そんな満島ひかりさんの今後の活躍に、ますます期待が高まります!
ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
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