数々の作品でインパクトを残す大物女優の中には、意外な経歴を持つ方も少なくありません。そこで今回は、実は“元アイドル出身”の大物女優5名をチョイスしました。
本記事では、その中から深田恭子さんをご紹介します。
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
1998年にアイドルグループに参加!深田恭子の経歴は?
- グループ名:HiP
- デビュー:1998年
経歴
深田恭子さんは第21回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRLオーディション」でグランプリを受賞し、芸能界デビューを果たします。その後、ホリプロタレントスカウトキャラバン出身の女性を中心に結成されたアイドルユニット・HiPに参加しました。
結成当時、HiPには深田さん以外にも優香さんや酒井彩名さんなどのそうそうたるメンバーが在籍していました。その中でも、深田さんは一際目を引く存在となっており、多くのレコード会社から声がかかるほどの人気でした。
歌手活動をしながら、女優としてもさまざまな作品に出演していた深田さん。1999年にドラマ『鬼の棲家』でドラマ初主演を果たすと、翌年には映画『死者の学園祭』で映画初主演を務めます。
その後も多くの作品に出演し、日本を代表する女優へと目覚ましいスピードで成長を遂げます。
深田恭子の代表作!ドラマ『神様、もう少しだけ』の魅力とは…?
女優・アイドル・歌手とマルチに活躍しながら、大物女優となった深田恭子さん。2003年には日本人女優で初めてパリコレにも出演しており、活躍の場は留まるところを知りません。
そんな深田さんの代表作はドラマ『神様、もう少しだけ』です。ドラマ『神様、もう少しだけ』は1998年7月7日~9月22日までに放送されていた作品で、最終回の視聴率は28.3%を記録し大ヒットを収めました。
15歳という若さで本作のヒロインを演じた深田さんは、援助交際によってHIVに感染する難しい役柄を演じました。HIVへの認識が乏しかった放送当時、女子高生が援助交際によってHIVに感染するというストーリーは非常にセンセーショナルな内容で話題を呼びました。
作中、深田さんは子どもっぽい表情を見せたかと思えば、15歳とは思えない大人の色気あふれる演技で視聴者を魅了します。特に、1分以上にわたるキスシーンは多くの視聴者に衝撃を与えました。
まだドラマ『神様、もう少しだけ』を観たことがない方、また本記事を読んでドラマ『神様、もう少しだけ』に興味を持っていただけた方は、ぜひ鑑賞してみてください!
ドラマや映画に引っ張りだこ…!深田恭子の今後の活躍にも要チェック!
ドラマ『神様、もう少しだけ』での演技が高く評価された深田恭子さんは、その後も数多くの大ヒット作品に出演しています。日本アカデミー賞において新人俳優賞・主演女優賞・最優秀助演女優賞にノミネートし、大物女優としての地位を確立したと言えるでしょう。
2021年に活動を一旦休止し、復帰した現在は作品に出演する機会がやや減ってはいますが、深田さんの今後の活躍に期待が高まります!
ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
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