大ヒット映画・ドラマの裏側には、あっと驚くような事実が隠されていることがあります。例えば、作品内で重要なキャラクターを演じた俳優・女優が、実は出演オファーを断っていたことなど。今回は、そんな大ヒット映画・ドラマの“出演オファーを断っていた”俳優・女優5名をセレクトしました。
本記事では、その中から土屋太鳳さんをご紹介。土屋さんが3度も大ヒット映画の出演を断った理由とは…?
※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。
土屋太鳳が3度も出演を断った…!?不幸のどん底に落ちた女性を描いた作品
- 作品名:映画『哀愁しんでれら』
- 公開日:2021年2月5日
あらすじ
児童相談所に勤める福浦小春(土屋太鳳)は、自転車屋を営む父・正秋(石橋凌)、妹・千夏(山田杏奈)、祖父・一郎(ティーチャ)と4人で暮らしていました。そんなある日、祖父のケガや父の飲酒運転による逮捕、自転車屋の火事、彼氏の浮気現場の目撃などの不幸が一夜にして小春を襲いました。
不幸のどん底に叩き落された小春でしたが、8歳の娘を1人で育てる医者の泉澤大悟(田中圭)との出会いで人生に彩りが戻り始めます。意気投合した2人は結婚し、3人で暮らし始めることに。しかし、幸せな家庭とは裏腹に3人の生活は徐々に狂い始めるのでした―。
脚本に違和感…?映画『哀愁しんでれら』を出演拒否した理由とは?
2021年に公開した映画『哀愁しんでれら』は、2022年7月4日~7月10日集計のNetflix邦画ランキングにおいて1位を獲得したヒット作品です。不幸すぎるヒロインと、ラストに向けての驚愕な展開も注目を集めました。
そんな映画『哀愁しんでれら』の出演にあたって、土屋太鳳さんは3度も依頼を断ったそうです。土屋さんは出演を拒否した理由の1つに、主人公の行動に違和感を感じたことを挙げていました。
土屋さんが演じた小春は、真面目で平凡な女性でありながら凶悪な事件を引き起こす役柄。土屋さんは、小春が起こす事件が到底受け入れられる内容ではなかったために出演を断ったそうです。
出演OKした理由とは…?土屋太鳳の今後の活躍も要チェック!
土屋さんは3度の出演を断った末に、監督からの熱烈なオファーで4度目に出演を承諾したそうです。出演をOKした理由に土屋太鳳さんは、田中圭さんが演じる泉澤大悟という役を小春の視点で見たかったことと、小春という役が「私を見つけてほしい」と迷子になっているような感覚に陥ったからだとインタビューで答えていました。
そんな土屋さん主演の映画『哀愁しんでれら』はもちろん、土屋さんの今後の活躍からも目が離せません!
ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。
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