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【日曜劇場】予想を裏切らない展開に「ホッとした」「予想通り」最終回、“注目の新人女優”の活躍も期待

  • 2025.3.21

松坂桃李が主演するTBS系・日曜劇場『御上先生』(毎週日曜よる9時)の第9話が3月16日に放送。3年2組の生徒・富永(蒔田彩珠)、冴島、そして御上も自身が抱える問題と向き合い、“ヤマトタケル”の正体や隣徳学院の不正の核心にも触れ、SNSが騒然となった。

富永、冴島、そして御上が自身の家族と向き合う

聡明で明るく、時に御上を助けてきた3年2組の生徒・富永のSOSを受け、彼女の元に駆けつけた御上と次元(窪塚愛流)。富永は、自分がいると不機嫌になってしまう、障害がある弟との関係に悩んでいたのだった。後日、御上は富永と次元を連れて、母親のいる施設へ向かった。

日曜劇場『御上先生』第9話より(C)TBS

兄・宏太が亡くなってから、母は御上のことを兄・宏太だと思っていた。御上は、「僕は孝だよ」と話した。御上が母親と向き合う姿を見た富永は、自分も弟と話す覚悟を決める。そして、教室で富永が御上にグッドサインを出す日がやってきた。御上もそれに小さく返していたのが微笑ましかった。

SNSでは「富永が救われて、御上先生もちゃんとお母さんと向き合えてよかった」「教師と生徒と言う立場ながらあれだけ自分の辛い部分を見せられるって凄い信頼関係だな」「大切な人と向き合うっていいなって思ったし、その気持ちを伝える決心できて良かった」と反響を呼んでいた。

また、蒔田彩珠の演技にも注目が集まり、「富永の苦しみをすごくリアルに演じてたね。最初の明るい印象とのギャップが本当に切なかった」「繊細な演技がほんとにすごい!」「存在感ヤバい」「絶対ブレイクする」と話題を集めていた。

ヤマトタケルの正体に「ホッとした」「まさか」「やはり」とさまざまな声

日曜劇場『御上先生』第9話より(C)TBS

そして、神崎と元隣徳学院の戸倉樹(高橋恭平)は、冴島(常盤貴子)の元を訪れる。戸倉をかばうために学校のある条件をのんだ冴島は、隣徳学院の不正の手伝いをしていたことを告白。その後、神崎も立ち会うなか、冴島は娘・弓弦(堀田真由)と面会を果たした。

冴島は、神崎を信頼し“出せなかった理由ごと託す”としてあるデータを渡した。そのデータには、隣徳の不正入学者の名簿があり、3年2組・千木良遥(髙石ひかり)の名前も…。SNSでは「千木良の処遇が不安過ぎる」「残酷な真実の向こう側でも千木良が納得する未来であるといい」との千木良を心配する声が上がった。

また、全編通して出番の少なかった千木良役の髙石に対して、「未来の大女優がこんな役で終わるわけがない。って思って観てたんだけど、遂に最終回にて千木良のターンが来た」「これまでセリフが少なかったのは意図的なものやったと思うし、その分ここで彼女の魅力が爆発する」「1話で目が泳いでいた演技をしているように思う」など、髙石の出シーンを怪しむ視聴者から、最終回での活躍に期待の声が集まっている。

日曜劇場『御上先生』第9話より(C)TBS

そして、これまで意味深なFAXを学校に送り続けてきた“ヤマトタケル”も、そのデータ開示を見守った。ヤマトタケルと名乗るその人物は、なんと御上の文科省の同僚・槙野(岡田将生)だった。この問題に対し、御上は学校から、そして槙野は文科省側から探っていたのだった。

SNSでは「槙野が御上寄りの人で良かった」「槙野さんが良い人でホッとした」という安堵の声や、「まさかのずっと結束してたとは」「槙野は絶対味方だとは思ってたけどヤマトタケルとは全く思ってなかった」という驚きの声、ヤマトタケル=槙野との考察していた視聴者からは「やはり」「予想通りでした」との声もあがった。

次回はいよいよ最終回。千木良や3年2組の生徒、そして御上たちが迎える結末を見届けたい。



TBS系 日曜劇場『御上先生』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。