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どこから計算するのが正解?「13+13−13×13」→暗算できる?

  • 2025.4.1
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今回は足し算と引き算、掛け算を組み合わせた計算問題を復習していきましょう。

数字が大きいので難しい計算と身構えすぎずに取り組んでみましょう。

この問題を暗算で計算出来たら、かなりの数学マスターですね。

問題

次の計算をしなさい。
13+13−13×13

13×13が大きな数になりそうなので、答えはマイナスになる可能性が高いですね。

解説

この問題の答えは「−143」です。複数の種類の演算記号が含まれている場合は、計算順序に注意しなければいけません。

計算順序に注意する
・まずは掛け算と割り算を計算する。
・次に残りの計算を行う。

今回の問題では、13×13を最優先に計算していきます。数字が大きいので筆算をしても構いません。

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13×13
=169

さて、残りの計算は

13+13−13×13
=13+13−169

となりました。13+13=26よりも169の方が大きいので答えはマイナスになりそうです。

小さい数から大きい数を引く計算
・a<bとする。
a−b=−(b−a)

符号はマイナスにして、引き算の順序を入れ替えるのが正攻法でした。これを利用して最後まで答えを求めていきましょう。

13+13−13×13
=13+13−169
=26−169
=−(169−26)
=−143

これで計算完了ですね。

まとめ

非常に重要な計算順序を復習しました。まずは掛け算・割り算を計算してから残りの足し算・引き算を計算する、というのが基本の流れになっています。

さらに、引き算を計算する場合に答えがマイナスになることもあります。その際は、符号をマイナスにして引き算の順序を入れ替えることで計算が出来ましたね。

13×13=169という計算も覚えておくと良いかもしれません。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。