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どこから計算するのが正解?「5−1×2+1」→正しく計算できる?

  • 2025.3.22

一見簡単そうに見える計算問題でも、油断は禁物です。とくに、しばらくぶりに計算に挑戦するときは、基本のルールを間違えていないか注意しながら進めましょう。

さて、今回の問題、あなたは正しく計算できるでしょうか?

問題

次の計算をしなさい。
5−1×2+1

解答

正解は、「4」です。

9と答えてしまった人は、ぜひ次の「ポイント」をご覧ください。

正しい計算過程が分かりますよ。

ポイント

この問題のポイントは、「掛け算を一番最初に計算すること」です。

最初の引き算から計算すると、次のように誤答してしまいます。

  5−1×2+1 ←引き算からすると…
=4×2+1
=8+1
=9 ←誤答!

ここで、計算順序のルールを確認しておきましょう。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。

1.( )の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ優先順位の計算がある場合は、左から優先して計算します。

このルールを見ると、掛け算・割り算は足し算・引き算よりも先に計算するのが正解だと分かります。

では、今回の問題も掛け算から先に計算してみましょう。

  5−1×2+1
=5−2+1

残りは引き算と足し算です。

この二つの演算は優先順位が同じなので、左から順に計算しましょう(同じ優先順位の計算がある場合は、左から優先して計算します)。

  5−2+1 ←左の引き算から先にする
=3+1
=4

これで正しい答えが出ましたね。

まとめ

今回の問題で、計算順序のルールを思い出せたでしょうか。

このルールは、小学校で習います。掛け算・割り算を足し算・引き算より先にすることは、計算をするうえでとても大事なポイントなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

他の計算問題にもチャレンジして、基本の計算ルールを忘れていないか試してみましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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