みなさんは、日常生活で差別的な発言を受けたことはありますか?意図せず発せられた言葉が、性別や職業に対する偏見を含んでいることも少なくありませんよね。予想外の一言に驚いて、とっさに言い返せなかったり、どう対応すればいいのか戸惑ったりすることもあるでしょう。
しかし、そんな場面でしっかりと言い返し、堂々と自身の意見を述べたのが、映画コメンテーターやタレントとして活躍するLiLiCoさんです。
「どういうこと?私、なんて言われた?」LiLiCoさんがタクシー運転手から受けた性別差別とは?
くりぃむしちゅー・上田晋也さんがMCを務める人気バラエティ番組『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ)の2025年3月4日放送回に出演したLiLicoさん。
“フェミニズム”をテーマにトークが展開されるなか、“性別で差別された経験”について話題が及ぶと、LiLicoさんはタクシーに乗った際に運転手から性差別発言を受けたエピソードを語りました。
思わぬ発言に「どういうこと?私、なんて言われた?」と動揺し、思わず聞き返してしまったというLiLicoさん。果たして、運転手の発言とは一体どのようなものだったのでしょうか?
運転手の発言に、上田晋也さんやMEGUMIさんも「ひどい」「ヤバッ、すごいね」と唖然
その出来事が起こったのは、先輩の舞台を見るためにタクシーを利用したときだったそう。
LiLicoさんはすごく忙しいなか、スケジュールを調節して4時間くらい空き時間を作ってもらい「○○劇場までお願いします」とタクシーに乗車したところ、運転手から「いいよな、女は昼間からタラタラと芝居見られるなんて」と言われたと告白しました。
これにはMCの上田晋也さん、共演者のMEGUMIさんも「ひどい」「ヤバ、すごいね」と唖然。LiLicoさんは「どういうこと?私、何て言われた?」と戸惑い「“え?”って言って。(そしたら運転手は)“男は働くのよね、芝居、凄いね、昼間から”って言われた」「申し訳ないけど、スイッチオン。100倍返ししましたけど、すごくショックでしたね」と振り返りました。
エピソードを知るとより好きになるかも
タクシーの運転手から差別発言を受けたLiLiCoさんは、即座に反論したと明かしました。
この出来事は、日常の何気ない会話のなかに潜む性別に関する偏見を浮き彫りにしています。LiLiCoさんのように、こうした発言に対して冷静かつ堂々と意見を述べることは、社会全体の意識を変えていく第一歩かもしれません。
みなさんも、もし偏見や差別的な発言を受けたときは、LiLiCoさんのように自信を持って自分の立場を伝えることを意識してみてはいかがでしょうか?