芸能界には、多くの伝説的なエピソードが存在しますが、とくにベテラン芸人や大物タレントとの“洗礼”は、のちに語り継がれるものが多いです。そんななか、30歳の頃の久本雅美さんが経験した"ガチのツッコミ"が話題となっています。
当時はまだ売れっ子とは言えなかった久本さんが、ある超大物タレントの一言によって、思わず号泣しながら帰宅してしまったそうです。果たして、その相手とは誰なのでしょうか?
号泣しながら帰宅…久本雅美がガチでツッコまれた、超大物タレントとは?
さてここでクイズです!
号泣しながら帰宅…久本雅美さんがガチでツッコまれた、超大物タレントとは?
ヒント…
①伝説的な司会者として知られ、歯に衣着せぬ発言で有名
②久本雅美さんが30歳の頃、まだ無名に近い時期のエピソード
「誰やねん!おまえ、どこの誰やねん!」
正解は…上岡龍太郎さんです!
2024年5月8日放送のABCテレビ『これ余談なんですけど…』に出演した久本雅美さんが、過去の“衝撃体験”を振り返りました。
それは1988年、久本さんが『探偵!ナイトスクープ』に出演した際のこと。当時、番組の探偵として活動していた嘉門タツオさんの推薦で出演が決まった久本さんでしたが、収録当日、ある"洗礼"を受けることになります。
久本さんは「挨拶に行く時間がなかったんで、そのままドーンって出て行って、“きょうは、満月の夜に人間は変わるというテーマでやってまいりました、久本雅美です!”って言ったんですよ」と当時の状況を説明。しかし、その瞬間、司会を務めていた上岡龍太郎さんが、冷たく一言。
「誰や!」
久本さんは慌てて「ワハハ本舗の久本雅美と申します!きょうはよろしくお願いします!」と頭を下げ、番組の進行を続けようとしましたが、上岡さんは続けて、
「誰やねん!おまえ、どこの誰やねん!」
と再び強烈なツッコミを浴びせたのです。
「やってもうたなあ」
久本さんは何とか場をつなごうと、おちゃらけながら挨拶を続けましたが、上岡さんは「誰や!」「誰や!」と連呼。観覧席はシーンとなり、スタジオには不穏な空気が流れました。
「これはヤバイ!」と直感した久本さんは、何とか役目を果たし、「以上、探偵でした!」とコーナーを締めくくりましたが、楽屋に戻ると番組のプロデューサーやディレクターが集まり、「大丈夫やった?ごめんなさいね、久本さん!」と謝罪。久本さんはその場で涙が止まらず、「やってもうたなあ」と号泣しながら帰宅したといいます。
あとになってわかったことですが、上岡さんは“とんがった”性格で、機嫌の良し悪しがはっきりしていたそうです。久本さんは「ご機嫌の悪いときにぶつかってしまった」としみじみ振り返りました。
エピソードを知るとより好きになるかも
久本雅美さんが30歳の頃、『探偵!ナイトスクープ』の収録で、伝説の司会者・上岡龍太郎さんから「誰やねん!」と連発され、スタジオの空気を凍らせてしまったエピソードを明かしました。当時、まだ売れっ子ではなかった久本さんは、なんとか番組を乗り切るも、楽屋で号泣。
のちに振り返ると、上岡さんは機嫌の良し悪しが激しく、“運が悪かった”と語っていますが、この経験が彼女の芸能人生において大きな糧になったことは間違いありません。久本さんはその後、バラエティ番組や舞台で活躍し、誰からも愛されるお茶の間の人気者となりました。
芸能界で生き抜くためには、時にはこのような“試練”を乗り越えることも必要なのかもしれませんね!