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「知らないと恥ずかしい!」洋食の【スマートな食べ方】

  • 2025.3.8
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

なんとなく知っていても、「あれ? これで合ってる?」と不安になりがちな洋食のマナー。

「ナイフとフォークの使い方は?」「食事中や食事後のカトラリーの置き方は?」
仕事でもプライベートでも、いざという時にスマートに食事ができたら素敵ですよね!

今回は、洋食の基本マナーについてご紹介します。

カトラリーの正しい使い方

カトラリーは一般的に、お皿を中心に左側にフォーク、右側にナイフやスプーン、上部にデザートフォークとデザートスプーンが配置されています。

使う順番は外側から。料理の提供順に合わせて、外側のカトラリーから順番に使いましょう。

カトラリーを落とした場合の対処法

食事中にカトラリーを落としてしまった場合、自分で拾うのはマナー違反です。
落としてしまったときは、軽く手を挙げて店員に知らせ、新しいものを持ってきてもらいましょう。

間違ったカトラリーの使い方をした場合

カトラリーの使う順番を間違えてしまっても、そのまま使い続けても問題ありません。
ただし、使いづらい場合は店員に交換をお願いすることも可能です。その際も、軽く手を挙げてスマートに伝えましょう。

休憩時と食事終了時のカトラリーの置き方

洋食では、ナイフとフォークの置き方によって、食事中か食事終了かを店員に示すことができます。

【休憩するとき(食事を続ける場合)】

  • ナイフとフォークをハの字に置く
  • フォークの歯は下向き、ナイフの刃は内側に向けて、お皿の中央または手前に置 ナイフとフォークを揃えて、お皿の上に斜めに置く
  • フランス式は時計の4時の方向
  • イギリス式は時計の6時の方向
  • アメリカ式は時計の3時の方向

料理の種類によるカトラリーの使い方

料理によってカトラリーの使い方にはマナーがあります。

【ナイフとフォークの基本的な持ち方】

  • 右利きの場合、フォークは左手、ナイフは右手に持つ
  • フォークの背を上にして持ち、ナイフで切りながら食べる
  • 切ったものはフォークの背に乗せるか、突き刺して食べる

◎気をつけたいマナー

1、料理は左端から、一口分ずつ切り分けて食べる

一度に全て切り分けてしまう方もおられますが、これはマナー違反になります。
また、一口で食べずにかじってしまうのもマナー違反です。一口で食べられる大きさに切り分けるようにしましょう。

2、フォークを右手に持ち替えない

切り分けた料理を、利き手である右手にフォークを持ちかえて食べるのもマナー違反です。
カトラリーは、基本的には用意された方の手で使用しましょう。

【パスタの食べ方】

  • フォークだけで巻いて食べます。

スプーンを使って巻くのは、日本独特のスタイルです。(スープパスタを除く)

スープパスタ以外は、パスタ用にスプーンは用意されていません。また、スープパスタのスープを飲むときは、一旦フォークを置きスプーンを右手に持ち替えて飲むのがマナーです。

【パンの食べ方】

  • 手で一口分にちぎって食べます。
  • バターはナイフで取って、自分の取り皿でつけます。

まとめ

洋食のマナーは、国やレストランの格式によっても変わることがあります。

今回は、一般的なマナーをご紹介しました。
スマートに対応できるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。


ライター:aoi