橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第24週「家族って何なん?」第118話が、3月19日に放送された。
愛子が一人で佳代のいる糸島へ、その真意は
花(新津ちせ)は、病院外来の待合所で体調を悪そうにしている詩(大島美優)を見つけた。備品庫に隠れた2人。足の怪我から花は、いつかサッカーの日本代表になってオリンピックやワールドカップに出る夢を語る。歌うことが好きだという詩に花は将来は歌手だと話すが、詩は「今まで何やってもうまくいかなかったし私には何もないから」と住む場所、家族、お金、果てには生きてる意味もないと悲観的になる。立ちあがろうとした詩は、その場にうずくまり、ついに花がスマホで結(橋本環奈)に助けを求めた。
体調が回復した詩の様子を、結が病室に見に来る。詩が使っていたミラーは、歩(仲里依紗)が立ち上げたブランド「KING OF GAL」のアイテムだった。結が歩の妹だと知り、詩の表情に笑みが浮かぶ。所々、周りのスタッズが取れかけているミラーを、結は歩にお願いして修理すると預かった。
一方、愛子(麻生久美子)は「一人で糸島に行きます。」という置き手紙を残し、出て行ってしまった。愛子からの糸島移住の提案を「好き嫌いで残りの人生決められるか。この話は終わりや」と断ち切った聖人(北村有起哉)は、徐々に責任を感じていく。糸島に到着した愛子は、畑仕事をする佳代(宮崎美子)に駆け寄って行った。
愛子が一人で糸島に行く展開について、SNSでは「来週で終わっちゃうのに」「どう決着つけるのかな」「愛子さんも黙って出るのはあかんよ」「今回は自分の悩みへの答えを探そうとして動いてるんだよね」といった意見が飛び交っている。
『クジャク』の話をするスタジオに、大吉が「『おむすび』を見ようよ!」
“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、キャスターの博多大吉が「久々の糸島」とロケでのシーンに触れると、華丸も故郷である福岡での撮影に「糸島! 懐かしい!」と満面の笑み。『おむすび』も残り1週間。どのようなラストになっていくのかという話題を経て、華丸は「お父さんがね、一緒に帰ろうよって言ったあのリアクションがね。粋じゃないよね」とドヤ顔で言い放つ。この日のスタジオゲストは、森崎ウィン。現在TBS系で放送中のドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』で、森崎が演じている波佐見のセリフ「粋でよろしく」を意識してのコメントだ。
たまらず大吉が「はっきり言うけどね、あんたたち『クジャク』に踊らされっぱなしよ! 『おむすび』を見ようよ! 『クジャク』の話ばっかり!」と声を張り上げる。どうやら鈴木奈穂子アナウンサーも一緒になって『クジャク』の話に夢中になっていたようなのだ。『あさイチ』放送中盤でも、「わたしが感じた『やさしさ』」というテーマで、鈴木アナがグループの中でその話を知らない人にすぐ共有してくれる、輪の中に入れてくれる人と話すも、大吉が「ちょっと前まで、僕を『クジャク』のグループに入れてくれなかった。僕観てないんでごめんなさいって」と笑顔の恨み節で話していた。
久々の朝ドラ受けでまさかの内容に、「クジャクもたしかに気になる」「クジャクの話に入れなかった大吉先生」「私もおむすびよりクジャクのダンス誰が見た?のラストが気になっています」といった声の他、「他局なのに!」「クジャクってTBSのドラマじゃないの? 大丈夫?」「他局のドラマの話題いいのー?」と心配の声が集まっている。
NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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