主人公・ルフィが仲間と共に海賊王を目指す物語『ONE PIECE(ワンピース)』。
ルフィ率いる麦わらの一味の初期メンバーといえば、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパーの、5人です。実は彼らは、今後まだまだ強くなる伏線が散りばめられています。
物語の最後に、このキャラクターたちは、どれほどの強さに到達し、彼らはルフィのように、どんな最高到達点を見せてくれるのか?
今回は、「まだ“覚醒”が残されている!?“麦わらの一味”初期メンバー“最高到達点”」を考察します!
※この記事はコミックス104巻までのネタバレを含みます。
ゾロは「最上大業物」を手にしていない!
麦わらの一味のNo.2の剣士「ロロノア・ゾロ」。ゾロは、次期「世界最強の剣士」候補の一人であり、その称号こそ、ゾロにとっての“最高到達点”だと思われます。
ゾロが現在所有している刀は、大業物「和道一文字」、業物「三代鬼徹」、大業物「閻魔」の3本で、実はまだゾロは、1本も「最上大業物」の刀を手にしていません。
そんな“覇王色の覇気”まで開花させているゾロが「世界最強の剣士」になる為に足りないモノは、もう「最上大業物の刀」のみといえます。
今後ゾロが「最上大業物」を手にしたら、確実に戦うと思われるキャラクターが、1人だけ存在します。それは、現「世界最強の剣士」で、さらにゾロの師匠でもある「鷹の目のミホーク」です。
ゾロは近いうちに必ず「最上大業物」の刀を手に、「鷹の目のミホーク」へと挑みます。そして倒し斬った“その瞬間”こそが、ゾロにとっての“最高到達点”だと思われます。
ナミは「覇王色の覇気」のポテンシャルを持っている?
麦わらの一味の航海士「ナミ」。
悪魔の実の能力を持っている描写はないですが、海賊の中でもトップクラスの実力を誇る「ルフィ」と「ゾロ」を、自身の鉄拳で殴り飛ばした事があり、ルフィに関してはボコボコにされた事まであります。さらにビッグ・マムから奪ったゼウスを利用して、雷を落としたりと、悪魔の実の非能力者とは思えない強さを見せています。
このナミの今までの行動と、ナミが怒った時に放つオーラが「覇王色の覇気」に酷似ている事から、ナミは「覇王色の覇気」の持ち主といわれています。
もしナミが“覇王色の覇気”を開花させたら、ウソップとチョッパーとの弱小トリオを卒業し、美貌だけでなく実力も、海賊女帝で、元七武海、現在美女の中で最強の「ボア・ハンコック」と並び、そこがナミにとっての“最高到達点”になるかもしれません。
ウソップの“嘘”は真実になる!
麦わらの一味の狙撃手「ウソップ」。
悪魔の実の能力者ではないですが、「見聞色の覇気」を開花させており、気配だけで敵を感知することができます。
実は、「見聞色の覇気」を覚醒させる前のコミックス72巻第713話のトンタッタ王国で、「藤虎」の隕石の島の揺れを、ウソップは「実は今の揺れこそが おれの“覇気”だ!!」と、嘘をつきました。
ウソップがついた嘘は“のちに真実”になることが多く、ウソップの嘘が伏線になっていると考えると、今後の展開が考察できてしまうのです。
そして101巻第1024話では、「半端な覚悟じゃ…おれの前で意識は保てねェ!!」と発言したウソップ。
もしこれが真実になるとすれば、ウソップは見聞色の覇気の他に、このあと“覇王色の覇気”までも開花させてしまうかもしれないのです。
そして“赤髪海賊団”幹部で、実の父親でもある「ヤソップ」を、海賊のポテンシャルで越えた時こそが、ウソップにとっての“最高到達点”になるのかもしれません。
サンジは兄弟の能力を徐々に発現させている……?
麦わらの一味のコック「サンジ」。
コミックス81巻第812話では、サンジがジェルマ王国をおさめるヴィンスモーク家の血筋であると判明しました。
科学戦闘部隊「ジェルマ66」を率いるヴィンスモーク家の当主で、サンジの実の父親の「ジャッジ」は血統因子の研究のもと、戦争に特化した身体能力と冷酷で強靭な精神を持つ子どもを生み出そうとしました。
そこで生まれたのがサンジを含む四つ子の子供達です。そのうち3人の子供はジャッジの思惑通り、能力を持って生まれましたが、サンジだけは「普通の子ども」として生まれてしまい、辛い人生を送ることになり、サンジは家出します。
その後、バラティエのコックを経て麦わらの一味に加入したサンジですが、のちに再会した、兄から渡された「レイドスーツ」を着ることで、兄弟たちと同じ「外骨格」という、全身の防御力が格段に高まる能力が発現してしまいました。
けれど兄弟たちのように、感情まで失うことを危惧したサンジは、コミックス102巻第1031話で「レイドスーツ」を破壊します。
しかしすでに「外骨格」の発現と、自在に足技に発火を加えたりと、サンジはすでに2つも兄弟たちと同じ能力が発現していて、このあとサンジは、一人で兄弟全員分の能力を手にする可能性があると言われています。
けれどサンジは兄弟たちのように感情を失う事なく、兄弟全員分の最強のジェルマの体を手にするのです。そしてその時こそが、サンジにとっての“最高到達点”になるのかもしれません。
チョッパーにはまだ「5人目」のタイトルが付いていない!
麦わらの一味の船医でトナカイ「チョッパー」。
麦わらの一味に仲間が正式加入する際「○人目」というタイトルが付きますが、チョッパーにはまだ「5人目」のタイトルが付いていません。
たとえば、ゾロはコミックス1巻第6話で「1人目」、ナミはコミックス11巻第94話で「2人目」、ウソップはコミックス45巻第439話でフランキーとともに「3人目と7人目」、サンジはコミックス8巻第68話で「4人目」のタイトルが付きました。
このように、仲間になった順番と「○人目」のタイトルが付くタイミングは必ずしも一致しません。
「○人目」のタイトルが付くのは“ルフィが海賊王になるうえで重要な役割を果たした時”につけられる可能性が高く、チョッパーがその役割を果たす瞬間は、まだ来ていないようです。
また、コミックス103巻第1044話で、ルフィが食べた悪魔の実が「ヒトヒトの実幻獣種モデル“ニカ”」だと判明したように、チョッパーの食べた「ヒトヒトの実」もなんらかの幻獣種をモデルとしている可能性があります。
今後チョッパーは悪魔の実を覚醒させ、さらにレベルアップした姿を見せ、そして命の危機に瀕したルフィを救った時に、「5人目」のタイトルが付き、その瞬間こそがチョッパーにとっての、“最高到達点”になるのかもしれません。
ルフィは得意の“応用”で「覇王色の覇気」を使いこなす!
最後に紹介するのは、麦わらの一味の船長で『ONE PIECE』の主人公「ルフィ」。
作中でも数少ない「覇王色の覇気」を扱える人物です。
精度の高い「覇王色の覇気」を扱う人物といえば、「赤髪のシャンクス」がいます。
シャンクスは「覇王色の覇気」の特性に「見聞殺し」と呼ばれる力を持っており、見聞色の覇気を鍛え上げる事で「視えるようになる数秒先の未来の無効化」を、シャンクスの「見聞殺し」はデキてしまうのです。
海賊として海に出る前から“応用”が得意なルフィ。今後、シャンクス以上に「覇王色の覇気」を使いこなし、シャンクスの「見聞殺し」とは違う特性を発現させ、“最高到達点”であるギア5のさらに上、ギア6、あるいは「ギアファイナル」の姿を見せるかもしれません。
そこがルフィにとっての“最高到達点”の上、“最大最高到達点”になるのかもしれません。
まとめ
今回は、「まだ覚醒が残されている!?麦わらの一味初期メンバーの最高到達点」を考察しました!
覚醒の伏線が散りばめられている、麦わらの一味の初期メンバーたち。
今後さらなる強さを見せ、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」にもっとも近い海賊団となるはずなのです!
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※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。
出典:「ゆっくり考察クリーム」
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